マンションの同じ階の住人が人知れず孤独死していた件の続き2 | 徒然なるままに

マンションの同じ階の住人が人知れず孤独死していた件の続き2

■前回までの記事
マンションの同じ階の住人が人知れず孤独死していた件の続き
警察の聞き込み・続き
警察の聞き込み

マンション内で警察が聞き込みをしていて、実は私が住んでいるマンションの同じ階の住人が人知れず孤独死していた件について。

孤独死していた住民の方の知り合いの方は、孤独死していた住民の方と同じ苗字だったので、恐らく親戚なのだろう。
その住民の方の部屋の前に、死体を運ぶ作業をしていた警察官が使用したとみられるマスクと軍手が今もそのまま放置されている。
そのうち撤去されると思われるが、マスクを使用していたということは、死体の損壊や腐敗が進んでいた、ということなのだろう。

物語だと、人間が死ぬことは悲劇性を象徴するエピソードとして、物語の王道パターンとして使用されることが多い。しかし、現実の世界では、死んだ人間が、大変言葉が悪いが(気を悪くされる方がいたら申し訳ありません)、一種の”モノ”と化す。

死体に蟲が湧く。強烈な腐敗臭。
そして、そんな死体を見た知り合いや警察官たちの気持ちは一体どんなだっただろう。

腰がくだけてへたりこみ、憔悴しきった知り合いの方。
作業をする警察官の、何ともいえない複雑な顔。
私は死体を直接見てはいないものの、こうした人たちの表情を見た。

最近、硫化水素や練炭などを使った自殺が一種のブームと化している。だが、死んだ人間がどのような姿と化すのか。死んだ人間を見た人たちがどのような気持ちになるのか。
もう一度よく考えてみて欲しいと思う。