アジアのビジネスを強化する。


まあ、使い古された言葉だけど、


うちの会社では実現されているとは言い難い。




「人が資産だ」というこの業種において、


海外業務を成功させるにはどうすればよいか?


少なくとも、人事評価や昇進の可能性を


グローバルに公平にすべきではないだろうか?



現地採用=東京からの赴任者の部下



という構図である限り、資産である人の成長に


限界があるのだと思う。



「人件費が安いのだから手作業でやればいい」



なんて発想はそろそろ捨てる時じゃないだろうか?


帝国主義自体の植民地政策と大差ないのだから。



待遇を公平にすることで、現地で優秀な人が採用でき、


ブランド価値が向上、結果的に業績がよくなるのでは?



ただ、ひとつ課題がある。


「アジアビジネスの強化」は誰のためなんだろう?


企業としてアジアで成功したとしても、


日本国内の雇用改善にはつながらなかったとして。



それでいいのかどうか。