自民党の区議会議員が辻立ちで配っていたちらしを貰った。
国政に関する自民党の方針も書いてあって。
「ばらまきを減らす」内容として
子供手当の廃止、農家個別所得補償、
高校の無償化、高速道路無料化
があげられていた。
で、1兆数千億円、歳出を減らすのだとか。
焼け石に水。
財政健全化を訴えるのであれば、
社会保障、つまり増え続ける年金をどうするかの議論を
避けて通れない。
「無駄をなくせ」という議論がよくあるが、
国家予算の支出に占める社会保障費の大きさは、
無駄を削ってなんとかなるレベルの話ではない。
とりうる対応は三択。
①増税する
②支給額を減らす
③財政破綻を待つ。
①だけでなんとかしようとすると、消費税は15%でも足りない。
抜本的に何とかするには①+②の議論は必要。
でも、それを掲げた政治家はまず選挙では勝てない。
となると③に行きつくしかなくなる。
それが日本国民が選んだ結論ってことになる。
じゃあ、日本が危ないから他国の通貨にすればよいかというと、
別に他国が安全というわけでもない、
さあどうする?