リビアの情勢が悪化した先週、
持っていた投資信託のうち株式関係は一旦すべて売却。
結果が吉と出るか凶と出るかはわからないけれど、
年明けから続いてきた景気見通しに対する楽観的な雰囲気が
変わった気がしたので。
チュニジア、エジプト、リビアと続き、
最近はバーレーンやサウジアラビアでもデモが起こりそうという
話があります。そして中国も。
短期的な理由は食料品を含む物価の上昇。
物価の上昇で生活が苦しくなると、
もともと不公平感が強い体制に対する不満が強くなるという構図。
物価上昇の原因を作ったのは、先進国の金融緩和と、
それによる商品への資金の流入でもあるのだけど・・・。
いずれにせよ、世界が不安定になってきているようです。
独裁体制にせよ、共産党の一党体制にせよ。
裕福になった人たちが、自分の富を差し出して貧しい人と
平等になるということは基本的にありえないと思う。
だとすると、何かが起こると考えるのが自然かもしれない。