ハイパーインフレ。
毎月50%ずつ物価が上昇する状況を指すそうな。
最近、日本の公的債務残高がGDPの2倍に達して、
「危ない」などと書かれることがあるけど。
仮に国債の信用がなくなったとして何が起こるか。
金利は上昇する。
円という通貨が信用できないなら、
金利が上昇しつつ円安になる。
輸入のコストが上がり、企業の金利負担が増え、
物価が上昇する。
確かに物価の上昇はあるかもしれない。
じゃあ、10倍になるか?
なるはずがない。
公的債務残高が多いことが問題なのなら、
物価上昇による「徳政令」で、
「こんなもんかな」という水準になればいいだけ。
他の先進国も100%くらいなんだから、
物価が上昇してもせいぜい2倍までってことではないか。
食糧難のように、供給が不足している場合は
急激な物価上昇もあるだろうけれど、
基本的には高齢化の影響で供給過多ですから。
物価上昇により、
公的債務と年金を事実上半分にカットする。
そんな感じになるような気がする。