ここ1年、携わっている仕事。
ようやく終わりが見えてきました。
1年前にやれといわれて検討状況を見せられたときには、
到底期限に間に合うなんて思えなかったですが。
どうやら年度内には予定通りのサービス提供ができそうです。
「あれを使いたい」という要件。
システム開発の世界では「失敗する」代表のようなはじまり。
そしてそれが海外で作られたパッケージだっていうのだから、
社内で常に「あぶなっかしいプロジェクト」と見られるのも当然。
PMOからも常に厳しい指摘を続けられてきました。
お世辞にも少ないとはいえない制約条件を飲んでもらいながらの
船出となるけれど、果たして計画通りの収益を生んでくれるか?
人を減らせない会社での「合理化」という無意味な案件とは
一線を画したプロジェクトだけにうまくいって欲しい。
今は手作業の限界もあり、取引は1日2000件程度。
参加者が6社しかないにもかかわらず市場シェア1%。
だけど、ちょっと価格を良くすれば取引量が増えることは実証済。
自動化で平均10000件/日を見込む。(これでもまだ5%)
1件あたりの利益が400円程度として、
1日1万件増えれば月6400万円。年間7億6800万円。
投資金額の7億円は1年程度で回収。
「キャパシティが限界だから取引抑制しないと」
なんて。
前向きなシステム障害対応なら楽しくやれるのだろうけどなあ。