神様ではありません。
なので、往々にして目先の欲望に負けます。
本来どうあるべきか・・・は抜きに。
アマゾンが返品OKで靴の通販までするとか。
何でも「返品OK」は個人的には抵抗があります。
アメリカではウォルマートがこれを取り入れ、
他の小売も追随したそうですが。
結果として、何でもかんでも返品され、
1シーズン使用後の水着が返品される
ケースもあるとか。
でも、「神様」のご要望なので断らない。
困るのは納品している業者。
ウォルマートは返品はそのまま納品業者に
返すことにしているらしく。
「返品を受けてくれないなら仕入れない」と
言われてしまうと、販売量が多いだけに
納品業者も従わざるを得なくなり。
結果、再利用不可能な返品の山?
これだけ環境の問題が叫ばれているのに。
日本人はものを大切にする文化があるから大丈夫
ではなく。
極端な顧客志向が、
その「大切にする文化」をつぶさないか、
「本当に世の中のためになるのか?」を。
言い換えれば「本当に顧客のためになるか?」を
考えてほしいものです。
利用する側も目先の便利さだけではなく
「どうしてそのサービスが実現されているか」を
意識する必要があると思います。