NHKのドラマ「監査法人」。


去年の「ハゲダカ」と同じバブル崩壊後の


日本経済のドラマ化。


青味がかった映像も、ハゲタカを彷彿させる。



このドラマの時代、


2002年前後は自分もまさに銀行員として


企業に融資をする仕事をしていたので、


こういうドラマが当時の事情をどう描くかは


興味がある。



最近仕事をしていても思うのだけど。


個人の能力に起因して起こる問題なんて


そうそうないし、おきてもたいした話じゃない。



このドラマでこれから話題になるであろう


会計監査の難しさも、銀行の不良債権も、


誰か悪い人がいて作り上げたものじゃない。


長い時間をかけて土壌を作り、育てられて


きたもの。



最近ニュースを見ていると、そういう背景を


抜きにした短絡的なコメントを良く聞く。


このドラマでは簡単に悪役を作って


片付けたりしなければよいのだけど。。。