1月20日午前4時15分起床。
6時25分羽田発石垣島行の飛行機で石垣島へ。
9時50分着陸、そそくさとタクシーに乗り港へ。
10時半、石垣港発上原港行の八重山観光フェリーで
西表島へ。11時20分に西表島着。
羽田を出て約5時間。
午後、「カヌーとピナイサーラ滝つぼツアー」へ。
ツアーといっても、地元のおじさんが案内してくれる
こんな ツアー。参加者、嫁と2人。
しかし。これが大当たり。
当たり前だけど観光船と違い、エンジン音がないから、
自分が動かなければ静寂が訪れます。
1月上旬まではセミが鳴いていたらしいですが、
それがないので本当に静か。
ぱちゃぱちゃとゆっくり前に進み、上陸してから20分程度
歩いて、写真真ん中上の滝の滝つぼを目指します。
カヌーでの道中はマングローブ林。
わけではなく、このあたりにあるのは
「オヒルギ」「メヒルギ」「ヤエヤマヒルギ」の3種で
「熱帯~亜熱帯地方の河口汽水域の塩性湿地に
生育する森林のことをマングローブというらしいです。
(Wikipedia より)
サキシマスオウの板根やら、樹液が赤いアカギの
説明もしてもらいながら山を登り到着。
2日目。雨。
でも、そんなの関係ねぇ!と言わんばかりに
長靴+カッパ着用でフォレストウォークへ。
沖縄県内最大の川、浦内川を約20分かけて
船でのぼり、そこからのんびりと山歩き。
といっても、ピナイサーラよりは道が整って
いたので、それほど疲れず。
雨のおかげで返って涼しくて助かったかも。
で、第一の目的地マリユドゥの滝。
最終目的地、カンピレーの滝。
雨のおかげもあって水量は多く、迫力がありました。
やはり植物の種類は多く。
特にシダ植物は見たこともないものがたくさんありました。
それと絞め殺し植物。
巻きつかれた木。
巻きつかれて倒れた木。
巻きつかれて倒れて中の木が腐ったあとのもの。
すべて見られたのも興味深いものでした。
山を降り、次は島の東側にある由布島に向かいました。
南の島のパンフレットなどでよく出てくる、
海を渡る水牛車に乗るためです。
乗りました。大手のパックだと、三線を持った方が一緒に
乗って島歌を歌ってくれるらしいですが、個人扱いなので
歌はなく、おじさんに話を聞いていました。
ちなみに、その横を車が走り抜けていました。
目撃したというわけです。
3日目。
朝、上原港の船が欠航していることを確認。
島の反対側の大原港までバスで行くことに。
到着した日は運よく運行してたけれど、
結局その前後それぞれ2日は欠航。
この季節の北風に弱いらしいです。
早めに石垣島に向かい、お土産を買って
帰りました。
さて、今回宿泊したホテルについて
ここまで敢えて何も書いていません。
なんとなく引っかかっていたのですが、
今日、WEBで検索していてわかりました。
環境破壊で根強く反対のあるホテルです。
旅行を決めたのが10日前くらいだったので、
旅行代理店に頼まないと調べる余裕もなく。
旅行代理店が扱っていないと行くこともできません。
必然的に相応に大きなホテルとなります。
美しい環境を楽しみに行く旅行者が
環境を破壊する。
でも観光客が来なければ、他の地方と同じで
ただ過疎化が進むだけになるのだろう。
そもそもマラリアがあった島で、
江戸時代以前からの先住民はいないとか。
「自然のため」を考えるならみんなで島を
離れてしまうのがよいということ?
それも難しいだろうなあ。
いろいろな問題が絡み合っていて
何が正解なのかは正直わかりません。
多分、誰もが幸せな単純な回答はない。
23日18時、昨日のホテル出発前に出した
ゆうパックがもう届いた。恐るべし郵便局。