友人が単独で脚本家としてデビューしたので見てきました。
比較的身近な勧善懲悪とでも言いましょうか、
展開は速いけれど、ある意味シンプルですっきりとする話です。
「夢を見続けるから生きていけるんだ」
個人的には賛成も反対もしないです。
すべて自己責任なんじゃないかなーと思います。
ニートやフリーターを正当化しているという話もあるけれど、
フリーターを必要としている企業側の事情もあるわけだし。
ただ、科学技術が進歩して、経済が発展して行く中で、
人がより忙しくなって精神的に病んでいく人が増えている
今の世の中はある意味異常だと思います。
進歩をゆとりに転化する方法ってないのかな?
自由な時間が増えて仕事以外のことする時間を増やせないかな?
競争を基本とする資本主義の欠陥かもしれないですね。
価値観の多様化が進んで、
消費者側も均質のものを求めなくなっているのだから、
音楽にしても小説にしても多種多様なものが世の中に出回り、
1アーティストあたりの売上が落ちていく可能性が高いわけで。
「食べてはいけないけど小遣い稼ぎ」をする人が増えるのが
自然な姿のような気がします。