「たくさん働きますよ」と断言して働いた第2四半期が終了。


不労所得どころかめちゃくちゃ勤労。



ここ半年、立場がどんどん変わって、


気がついたらずいぶんと偉そうにしている自分がいる。




純粋に管理的な立場で仕事をするようになって1ヶ月。


周りがらはそう見えないようだけど初めての経験なので新鮮です。


一番強く感じているのは「最後は人間と人間の関係だ」ということ。


いろいろな管理手法はあるけれど、道具なんて何を使ったって


実はそんなに大差はなくて。


報告をどう読み取るか、どうアクションを起こすか、それだけ。

管理ツールというのは、より効果的に「報告を受ける」道具であり、


読み取る能力がなければ書類はただの紙切れだし、


対応する力がなければ報告は無駄になる。



「作業が遅れ気味だなー」と様子を見ていると、


どうやらいろんな理由がある。


単純にその仕事に対して「やりたい」という気持ちが弱いだけだったり、


担当者同士の人間関係の問題、好き嫌いだけの話だったり。


どうやってモチベーションを高めるか、


どうやって人間関係を改善するか。そんなことを考えます。




人間関係というのは特に難しくて。


持っている背景の異なる人同士が、自分の背景を前提として話をすれば


軋轢が生じないほうが不思議で。


お互いにそれを理解して話をしてくれればよいのだけどそうもいかない。



たぶんこう考えたほうがいい。


正しい意見・アイデアというのは、受け入れられてこそ価値がある。


いくら「正しい」と思ったことを主張しても受け入れられなくて


人間関係が悪化し、本来の目的である仕事がうまくいかないなら


その主張の効果はマイナス。つまり「正しくない」ということ。




昔、営業をしていたときに上司に言われた言葉を思い出した。


「考え方は正しいと思う。でも関係者までまとめられないなら間違いなんだ」




分業化が進んで目標がそれぞれで異なるから利害関係が生まれる。


そんなときに、最後の判断の拠り所を用意したほうがいいんだろう。


昔、融資の審査をしている人が言っていた。


「その案件が日本という国にプラスになるかどうか考えて判断する」


そこまで大きくなくても、やはり目標・目的は明確にしないとなあ。





もうひとつの仕事。


昨年の11月から兼務で検討をしていた話が一段落します。


水曜日が結構偉い人への報告で、その一部の説明をやることに。


自分が中心になって検討をし、資料も作ったのでそれはよいのだけど、


次はパイロットプロジェクトをやるとかやらないとか。


そこまで参加するとなると今みたいな片手間での兼務じゃ無理。




忙しいです。でもいろいろと新しい刺激をもらって楽しめています。