仕事が忙しかったのと、体調があまりよくなかったのとで


しばらくブログを書く気にもならず。休みはひたすら寝てました。



体調が悪かった原因、基本的にはアトピーです。


子供の頃からあり、受験勉強の時期、就職1年目の春など、


環境が変わったときにすごく状況がひどくなっていました。



今回は、本格的に仕事での立場が変わってきたことや、


残業が増えて睡眠時間が短くなってきたなんてのがスタート。


睡眠時間が短くなる→肌の調子が悪くなる→気づいたら掻いている

→ますますひどくなる→痒くて眠れなくなる・・・みたいな。



どうせ病院に行っても「ステロイドを塗りなさい」といわれるだけで、


対症療法以外に根本的な解決なんか出来ないのだから行きたくない。


ステロイドは経験上、塗っているときは炎症が治まるけれど、


やめると発症する。そしてだんだんと効きが悪くなる。


仕事が落着けば、また状況は改善するはずだから医者はいらない。



そういい続けていたのですが、余りに妻が心配そうにするので、


近所の「内科・外科・胃腸科・皮膚科」と看板の出た病院に行きました。



彼曰く

・ステロイドを塗るのを途中でやめるからひどくなる。

・喘息だったらステロイドを吸う。弱い塗り薬で副作用なんて無視できる。

・強いのと、弱いのとを渡すので塗ること。飲み薬(抗ヒスタミン剤)を飲むこと。


そして、診察室を出た後、もう一度呼び止められた。


花粉症と、アトピーというアレルギーがあることを言っているにもかかわらず、


血液検査をした挙句、翌週の説明。



「スギ花粉、ヒノキ花粉、ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニを検査したところ、


それぞれに強い反応があるので、出来るだけ部屋をきれいにして・・・」


・・・・わかっとるわい。プンプン



というか、人が生活したらホコリがなくなるなんてありえない。


ちなみに1回にくれる塗り薬の量はステロイドの強さが「普通」のものを30グラム。


多めにくださいといってもしぶしぶ40グラム。


症状が悪化しているときだと1週間も持たない量。


あわせてくれる飲み薬(抗ヒスタミン剤)は2週間分。




そして、最近別の病院に行きました。意外に近所にあった


「皮膚科専門医」で、「専門医が選ぶホームドクター」なんて本でも


紹介されているようです。


このお医者さんが最初にしたこと。


「服を脱いで鏡を見てください。どこに湿疹が出ていますか?」


手の届くところです。


「そう、自然に湿疹が出るのではなくて、掻くから湿疹になるんです」


まあ、そうだ。


「治すということは、掻くことをやめることです」


具体的な治療法は。



「掻いていると気づいたら手を組んで止めてみてください。掻くことは


愛煙家がタバコを吸うような、ストレス解消の行動としてソフトに


組み込まれてしまっているので、それを治す必要があります。


治らない病気ではありません。」



とりあえず今、体に出ている炎症は治す必要があるので、この部分に


ついてはしっかりと薬を塗って治し、そして後は少しずつ掻かないようにする。



渡された薬。


抗ヒスタミン剤1週間分、塗り薬(ステロイドの強さは普通)を200グラム。




薬の処方は、量は違うがほとんど同じ。


ただ、スタンスが全く違う。


前者はよくあるパターンで「根本原因をなくそう」という意思がない。


後者は対症療法だけではだめで、根本解決の方法を提示してくれている。



それならこちらもやってみようかなという気になる。


ま、余り大きな期待はせずに、のんびりとやってみましょう。