「サブプライムローン問題」
いろいろと仕組みの話がでますが、
要は住宅バブルの崩壊。
収入での返済が出来ない人に、住宅価格の上昇を見込んで
お金を貸したら返してもらえなくなってしまったという話。
しばらく円高と株安なのかもしれませんが、
これが落着くあたりが一番買い時。銘柄を絞っていきます。
先週、ひとつ買いました。
昔から知っている「沢井製薬」という会社です。
東和薬品と並んでジェネリック薬品のトップ企業です。
東和薬品の株価が上昇する一方で、沢井製薬の
株価が低迷していました。
原因は東和が増益なのに対して沢井が減益のだめ。
まあ、その数字だけ見れば結果は当然。
だけど、もう少し事情をよく見てみると。
沢井はかなり大きな先行投資をしている。
売上300億円に対し総額100億円の設備投資。
30億円の研究開発費(東和は20億円程度)。
生産能力増強後の営業を見込んだ人員の増加。
確かに一時的に利益は低下するけれど、
その後の「のびしろ」は大きい。
一方の東和は昔、プリンストン債で失敗したにも
かかわらず仕組債やデリバティブに手を出している。
比較的安い給料でたくさんの従業員を雇い、
営業を強化することで利益を出すという事業モデル。
今は「収穫期」で利益が出ている。
ということで3年後を見据えて沢井を買いました。