嫁の両親と一緒に、初めて日光に行ってきました。
関西育ちなので、「歴史的なもの」といえば京都・奈良こそだと
思ってて、「日光なんて・・・」と思っていました。
ところが日光東照宮に行って驚きです。
関西で見てきたものとは根本的な違いがあるのです。
めちゃくちゃ派手なのです。
とにかく彫り物だらけ。
考えてみれば、日本が一番しっかりと統一されたのは江戸時代
だろうし、その富の蓄積と近世の技術が一緒になれば
作れるものは平安時代や奈良時代よりも立派で当然。
子供の頃の歴史の授業を思い出すと。
戦後:最高(自由な社会になった!)
戦中戦後:悪(思想の自由もない帝国主義)
明治維新:良(文明開化で植民地にならずに済んだ)
江戸時代:悪(士農工商の身分制で五公五民の重い税)
こんな流れになっていると思います。
織田信長、豊臣秀吉は生活としては余り繋がりがない印象。
この2人の偉業を、少し遅く生まれた家康がかっさらって、
身分制の厳しい社会を作った。そんな教育を受けた記憶があります。
しかし実際は?Wikipediaを見ていると様相が違うようです。
考えてみれば、260年間も同じ体制で安定した世の中を維持するには
国民全員に大きな不満を持たせてはいけないはず。
となると、そんなに悪い世の中ではなかったのではないかな・・・と。
今の時代だって200年後にはどう評価されているかわかったものじゃ
ないですね。