誰が言っていたのか忘れましたが。

90%が我慢料で、銘柄を選ぶことは10%に過ぎないと。

そうだなと思う。


これまでに「こりゃ儲かった!」と思う銘柄、沢井製薬シンプレクステクノロジー も、

その都度その都度「我慢した」瞬間がありました。

一方で大きく儲け損なった銘柄T&Gニーズ なんかは我慢できなくて失敗した。

公開当時に初値で買って、ずっと持っておくつもりだったのに、節税のつもりで

売ったらその後買い戻せなくなり・・・。あれよあれよという間に上昇し

分割を繰り返し今に至ります。そのまま持っていれば派手に結婚式と新婚旅行まで

まかなえただろうに・・・。


さて、ではどうすれば運用がうまくいくのか?


それは「90%」の我慢をどうするかにかかってきます。

我慢にも種類があります。


1日の大きな値動きの中でチキンレースをできる人もいれば、そうでない人もいるし。

含み損がでても、信じた企業であれば値が上がるのをじっくり待てる人もいれば、

赤字の状態が嫌だったり、マイナスが膨らむのが怖くて売ってしまう人もいます。


つまり、できる我慢にも個性があるわけです。

書店に行けば「こうすれば儲かる」「デイトレードで稼ぐ」的な本がたくさんありますが、

これも向き不向きがあるはずです。どこかで儲けた著者も「我慢」をしているはずで、

その我慢が自分ができる「我慢」であれば、本の通りにやればうまくいくのだと思います。