飲み会での話の2つ目。


同じ会社になったあと、給与水準はどうなるのか?という話。

少ないほうにあわせると、多かったほうの不満は大きい。

多いほうにあわせたとしても、多かったほうには不満は残る。

そうじゃなく、全員ひっくるめて120%くらいになるような勢いで

給与水準を決めたいんだと。

そうすることで、新しい夢のある会社であって欲しいと。

本当ならばうれしい。


同じような業種でも、企業ごとに異なった文化がある。

どちらが正しいとか間違っているかとかではなく、文化なのだ。

時代の流れの中で、古臭くなってしまったものもあれば、

常に守り続けるべきものもある。それぞれが持っている。


合併して新しい会社ができるとき、

両方の会社のいいところを、いいDNAを残して作るべきだと。

相手のいいところは認め、かつ自分たちのいいところは絶対に

残していかなくてはならない。

そうやって「自然選択」の結果残り続ける企業にならなくてはいけない。


つまり、合併は新しいものを作り出すきっかけだったのだ。

安定の中では受け入れられない大きな変化も、2つが1つになる中で

ドサクサ紛れならやってしまえる。

そうして新しいものを作るのだ。