この世に生れてからいくつものページを捲り、人それぞれ全く違った物語を作りながらエンディングに向う。


30歳を超えたあたりからだったろうか。。。

自分のエンディングが急に気になり始めた。



ふと、周りを見渡してみると、自分より遥かに可憐な物語を作っている人達に憧れる。



子供の頃、「将来何になりたい?」と聞かれるのが嫌だった。

小学生の頃、「ラーメン屋」になりたいという同級生をバカにしたことがあった。

高校時代は進路相談が本気で嫌だった。



親に相談したら、この不景気公務員しかないべ。。。と言われ、何も考えていなかった俺は少し勉強をした。


いやっ。


人生で一番勉強した時期だろう。。。


高校時代に担任との進路相談で公務員希望を伝えた。

それも随分切羽詰まってからだったように記憶している。

それまで何も考えてない俺は、適当に「専門学校」とか言ってやり過ごしていた。

担任あらは案の定「公務員!?お前らしくないな。。。」なんて言われた。

その時は、あまり意識していなかったけど、今になって思う。全くその通り。。。。

その頃から少しは思っていたから言いだせなかったのかもしれない。

クラスの中でも、公務員試験に向けて同じ進路を目指す連中とそれなりのカリキュラムを受講する。

それがまた心底照れくさくて嫌だった。


3年の夏。部活を引退した俺は、当時の彼女といっしょに図書館で日々勉強するようになった。

何もすることが無かったせいかこれが楽しくて毎日3,4時間は勉強してたと思う。



運よく?成果がでて?とにかく公務員試験に合格した。

当時、バスケしか頭が無かった俺は、進路相談で公務員を選択した際、漠然と学校事務になってバスケ部の指導者になれたらいいかも。。。くらいに考えていた。

当時の部活のコーチが役所勤めだった。一つ上の先輩も公務員になってスーツで部活に現れたことがった。単純になんかスーツ姿がカッコよく見えた。

二次試験の面接で、純粋に役所勤めでバスケ部のコーチだった人を尊敬している人に掲げた。

後から当時の助役に、そんな風いうやつは始めてだった。だから採用したと言われた。

結果的にコネか。。。って話。くだらねぇ。。。


高校を卒業したばっかのクソガキには何もかもが新鮮な公務員生活。

くだらないことで怒られたり、とにかく態度の悪さを注意された。

やっぱどっか異質を放つ存在だなぁ~ってのは自分でも感じていた。



人生の岐路っていくつかあると思う。

むかし、世にも奇妙な物語で、そのときどちらを選択するかによって全く違った人生となる物語が放映されていた。

いままで順風満帆とはまでは言わないが、わりと運よく生きて来たように思える。



少しずつ大人になるにつれ、昔は全く考えなかった己の姿を見つめ出す。




俺って。。。みたいな。



いままで人並みにいろんなことに熱中してきた。


小学生の頃はスキーだったり、サッカーだったり、バスケだったり。


中学生ではバスケばっかり。


高校生もバスケ。。。ダンスにも出会った。


就職してもバスケとダンスは続けていた。



でも、どれもこれも一流には届かなかった。


これってセンスなんだろうか。


人より少しだけ上手ではあった。でも一流には遠い。


努力が足りないから?確かにある程度のラインで努力を怠る感がある。





30歳を過ぎ結婚してから、海外を移住を夢見るようになった。


俺にはこの日本って国は窮屈すぎる。そう思った。随分勝手な話しだし、思いあがりもはなはだしい。


でも一流になるってそういうことのようにも思える。




今の自分のラインより上に行きたい。


納得する人生を送りたい。


あと5年。


どうなっているのか。。。


やるしかない。。。またひき返したら今までと何も変わらないよ。


でも、最近少し思う。今結構幸せだなぁ。。。なんて。


いや。幸せってよりは楽ちんなのかもしれない。




俺のエンディングはもうひとランク上にありたい。


だからここじゃダメなんだ。


普通じゃ終わりたくない。


エネルギーを蓄えろ。考えて行動をおこせ。何かを変えるんだ。





突然、想い思うことを綴ってみた。


ブログってこういう時いいね(笑)