クリスマスもようやく終わりましたが、クリスマスは、キリスト教の祭典という事で、


キリスト教に関する、宗教を意識させられた出来事を書こうと思います。


8年程前の事です。


私はあるCDショップで、CDを選んでいました。


その時、店にいた外国人の男の人2人が、私の方を見ながら何か話している様な気がしました。


誰かに似ているとかか?と思ったかどうかも忘れましたが、まあ、関係ないと思い、気にせずCDを見ていました。


それから、CDを購入したのかどうかも忘れましたが、店を出ました。


すると、確か店を出てすぐに、さっきこちらを見ていた男の人の1人が私に話し掛けて来ました。


何を言われたのかも憶えていないのですが、私と話したいみたいな事だったと思います。


特に予定もなかったし、面白そうだから少しだけなら話してもいいか、と思い、


外の段になっている所に座って少し話しました。


彼はバングラディシュの人で、名前は確かハキムといいました。


彼と一緒にいた友達らしき人は、肌の色が濃かったのですが、
(この友達らしき人は、どこかに行った様で、話し掛けてきた時はいませんでした。)


彼の肌の色は薄かったので、雰囲気や顔立ちはやはり異なりますが、肌の色は一般的な日本人とあまり変わらない様な感じでした。


今までに見たその国の人のイメージで、その国の人々は肌の色が濃いと思っていたので、彼みたいに肌の色が薄い人もいるんだと思いました。


彼はイスラム教徒で、彼の国では、こうやって外で女の人と話すだけで逮捕されると言っていました。


それから、確か夏頃だったので、暑くなってきたからだったのか、外で話してるのも落ち着かないからだったのか、近くのカフェに入りました。


彼は私の事が気に入った様子で、


あなた、すっごくかわいい、すっごくかわいい、を連発していました。



テーブルに向かい合って座って、話していたのですが、



彼の視線が私の胸元というか鎖骨の下あたりに来た時に、彼の表情が急に変わりました。


それまで、終始嬉しそうだった彼の表情が、敵対心をあらわにする様な険しい表情に一変したのです。


そして、彼の口から出た言葉は、私がキリスト教徒なのかを問うものでした。


そう、彼の視線の先、私の胸元にあったのは、シンプルなクロスのネックレスでした。


シンプル故にリアルというか、キリスト教の教会の屋根についているのと同じ形のものでした。


私は別にキリスト教徒ではなかったので、そう伝えると、


ただつけてるだけ?と聞かれたので、そうだと答えると、彼の表情からは険しさが消えました。


他に何を話したのか、あまり憶えていないのですが、


帰る時に、彼は携帯番号を私に渡して、来週の日曜日の何時にここで、みたいな事を言ったと思います。


行きませんでしたけど。


イスラム教徒の人が全てではないのかもしれませんが、


キリスト教を敵対視しているんだというのを実感した出来事でした。


日本ではキリスト教の祭典というより、イベントとして定着しているクリスマスですが、彼らの目にはどう映っているのでしょうか。


それから、彼とはたまたま会わない日が続きました。


そして、次に来た時、今度はお茶をあげてみる事に…。


「…お茶とか飲みます?」


「あ、大丈夫ですか!?飲まないんですかニコニコ


「その為に買ったんで…」


「じゃ、入れちゃいますね~ニコニコ


そう言って、袋の中に入れたよ…。





てゆうか、入れちゃいますね~って何!?





お礼とかないのかよ!?





別にお礼言ってほしいとかではないけどさ!!





でも、また緊張して、変な事言ってしまった…。


「お茶とか飲めない人もいるから…」


「ん…全然!!





…そうだ、なんか話してみよう。


この前の日曜日に、帰ろうとしたら、電車が止まっていて、


落雷の影響らしかったけど、中にいたから、全然雷なんて知らなかった事をなんとなく…。


「この前日曜日、なんか雷とかすごかったんですか?」


「あ、そうみたいですね~。午前であがりだったんで、ラッキー音符とか思ってたんですけどニコニコ


「あ、そうなんですか。電車止まっちゃって大変だったんですよ~。帰れなくなっちゃって。」


「え、Y線ですか!?


「そうそう、Y線。12時ぐらいになっちゃって。」


「次の日仕事だったんですか?」


「…(笑)休み。」


「じゃあ、よかったですね。」


「え、車で来てるんですか?」


「車とか、すぐそこなんで歩いてでも帰れる。」


…と、私にしてはめずらしく、自分から話してみたりしました。


この会話で、彼は、やっぱり会話慣れしてる感じで、すぐに的確な反応が返ってくるなぁ…と思いました。


もっと色々話したら面白いだろうなぁ…と。


でも、これだけでも結構話した方なんですけど汗


まあ、仕事で来ているわけで、話しに来ているわけではないし。


しかし、お茶の件は、なんか納得いかないというか…。


まあ、彼がそういう人ってだけか。


それに、もらってばっかりだと、そういう風になっちゃうのかな。


…にしても、基本、お礼ぐらい言うだろ!?


まさか…


(こんなちっけぇ茶じゃなくて、もっといいもんよこせやパンチ!)


とか思ってたんじゃないだろうね!?


まあ、とりあえず、話せたからよかった、という事でいいか…。


来た瞬間からドキドキして、どのタイミングで渡そうかと、挙動不審になる自分汗


ドキドキしながらも、少し様子を見て水を持ち、


「これ、よかったら飲んでください。」


そう言って、しゃがんでいる彼の前のテーブルに水を置きました。


「あ…本当ですか…」


驚いた表情で顔を上げた彼。


その時に、上から見た彼の目が、スモーキークォーツみたいな色で、透き通っていてとてもきれいでした。


しかし、次の瞬間、彼の驚いた表情は、いつもの笑顔に変わり…


「もらってばっかりでニコニコ




(・・?)




え…私、差し入れとか初めてですけど…?




「今暑いから、皆飲み物くれるんですよニコニコ


あぁ、他の人からももらってるって事か…。


「あ、本当ですか。水ですけど…。」


「全然大丈夫です。何でもニコニコ


「あ…大丈夫ですか。」


などと、緊張して、意味のわからない受け答えをしてしまいました…。


そして、彼は笑顔で言いました…。




「暑くて、自分の汗まで飲んじゃいそうですよ~ニコニコ


「…そうですよね~。暑いから…。」





(・・;)





…えっ…と…今の笑うところだったんですよね?





緊張のせいもあり、思いっきり、無表情で応えてしまいましたが…。


…というか、汗飲むって…意味不明なんですけど(@_@;)


ウケ狙いで言ったのか、彼にとっては、普通の表現なのかはわかりませんが…


私が笑わなかった事で、気まずい雰囲気になる事もなく、


「じゃ、すいませんニコニコ頂いてきま~すニコニコ


と、彼は満面の笑みで去っていきました。


その時の笑顔と水を持つ仕草が、とってもキュートドキドキでした…。


それにしても、彼は皆から差し入れもらってるのか…。


愛想いいし、頑張ってる感じだし、元気でかわいいから、まあ、そうだろうな…。


でも、もらってばっかりって、なんか…人気者なんで~チョキみたいなアピール!?


別にくれてるの君だけじゃないから~みたいな!?


マイナス思考だな…(笑)