突然ですが、
行列に並ぶのは好きですか?
行列に並ぶのは得意ですか?
私は子供のころからずっと苦手です。
どうしても行列ができてしまう食堂、お店などでは行列がすこしはけるのを見届けてから並ぶようにしていました。
最初から並んだ時よりも遅くなるのだから先に並べばいいのでしょうが、
とにかく並ぶのが苦痛なので致し方ありません。
それなのに、自分が思わぬ大行列に並んでいることに気付いたのがつい最近のこと。
どんな行列かというと・・・?
それは「出世の大行列」です。
私は公務員です。
公務員は年功序列がほぼ機能している機関です。
みんな礼儀正しく並んでいます。
私もそれと気づかずずっと並んでいました。
しかも、
育児休業とか取るとその間は当然公務員としてのキャリアがカウントされませんから、
職場復帰すると、
同期の誰よりも少し後ろに並ぶように言い渡されます。
私の場合、
1年以上にわたる育児休業を2回も取得しているため、
およそ1回あたり2年分、合計4年分の「遅れ」を取ることになります。
遅れたって、リストラされるでもなく、
戻る席があるので十分だと思っていましたが、
よく考えたら、
4年分と言われると…釈然としません。
育児で培った危機管理能力や、
人を育てる能力、子供が寝ているうちに仕事(家事)を済ませる集中力など、
成長している自覚があるにもかかわらず、
単純に「ハイ、4年遅れコースでーす」と言われても
なんだかチョット…釈然としない。
贅沢な悩みですけどね。
それに、
子供との濃密な時間を味わう楽しみの代償でしょう?と言われたらそのとおり。
そういうルールですから、受け入れます。
でも、やっぱり釈然としないのは私の「心」です。
そんなときに出会ったのが『お金は行列に並ばない人のところにやってくる』という本でした。
「行列」といえば、
ラーメン屋の行列とか?
いえいえ、出世コースの行列もりっぱな行列です、と
そんないろんな行列について書かれていて、
それを回避する方法や、回避したときに得られるものなども書かれていて、
行列嫌いの私にはとても参考になりました。
そして、
職場では子持ちの女性として「配慮」されますが、
内心では「ジャマだな~」「辞めてくれないかな~」とか思っていることは知っています。
直接は聞きませんが、
間接的に聞こえてきてしまうのです。
そんな中で奮闘したからといって、
ただでさえ4年も遅れているので、
いろんな意味で出世する見込みはありません!!!
「それは不当だ」とか
「不当な扱いはやめて」とか
言ったところで、
そんなことに私の人生を割くほどヒマではありません。
こういう状況である以上、
出世とか考えずにやっていくしか道はありません。
私自身、出世はべつにいいや、と言いつつも心の片隅で期待していたらしくて、
ちょっとさみしい気持ちではありますが。
ならいっそ、自分の仕事は自分で選び、
稼いでいくほうがよほど自分の納得のいく人生を歩めるというもの。
というわけで、
いまの公務員としての仕事を人生の主軸に置くことはやめました。
新しい人生の主軸は、「私自身」です。
「私がイイと思うことをやる、 私がイヤなことはやらない」
職場の上司が求めることだけに応えるやりかたはもうやめることに決めました。
仕事は、
世界の役に立つと自分で信じられることだけをやろう、と。
それではひとに迷惑をかけてしまうでしょうか?
いえいえ、積極的に迷惑をかけるつもりはないのです。
だって、基本的には世界平和を心から祈っている私ですから。
世界中の全員が幸せになるといいな、と本気で思っています。
では、全員が「イイと思うことや好きなこと」をしたら、
イヤなことをする人がいなくなって世界が回らなくなる?
どうなんでしょうね。
そう言う方は、
「そんなことをしたら回らなくなる」と勝手に信じているだけで、
私は「そんなことをしても世界は回る」と信じているだけなので、
お互い様ということでなんとかお願いします(笑)
結論は、
「私は行列が嫌いなので、被雇用者であることを主軸とした人生は卒業することに決めました」
ということです。
「主軸にしない」というのは、しがみつかない、
といった意味合いで受け取ってください。
すぐにでも辞職する、というのではなくて、
いずれそういう日も来るかもしれないけれど、
職場で「○」と評価されることだけに注力するような生き方は
卒業することに心の中で決めた、ということです。
こう決めてみると、
なんだか心が少し軽くなる気がします。
みなさんはいかがですか?
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