自分には

いったい何の才能があるのか?

どんな仕事に向いているのか?

それは

考えるまででもなく

明確に決まっている。



しかし

それに気づける人は少ない。

それは、よく

天性の~

のように表したり

才能というものを

何か

神掛かった

特別なもののように

捉えているからではないだろうか。



思うに

才能というのは

キャリアに等しい。


生まれたばかりの状態は

身体的特徴

気質

環境

これら以外は

誰しも

違いはなく

何の才能もナイ。


それが

成長するにつれて

好み

考え方

かけた時間

等によって

ジワジワと

キャリアを重ねていく。

それが

長い期間を経て

誰よりも

秀でた特徴になる。

これが

才能

と呼ばれるものだと思う。



だから

自分にどんな才能があるのかは

過去の自分に問いかけることで

答えを

得られると思う。

いったい

何が好きで

どれだけ時間をかけて

どんな思考を身に付けているのか。

それを基準に

仕事を選べば

失敗するはずがない。



何故なら

例えば

10歳でファッションに興味を持ち始め

意識し続けてきた人は

20歳の頃には

既に

ファッションのキャリア10年。

歌を歌い続けて13年とか

若くして

長いキャリアを重ねてきているのだから。

その分野において

他の誰に

負けるはずがない。



にわかに

多くの場合

ファッションとかインテリアとか

華やいだ世界へ

行きたがって

それなりに振舞ってはみるものの

失敗する人は少なくない。

仕事にしようと思った時点で

キャリア5~6年程度では

到底勝負にならないのは

明らかだからだ。



そして

もう一つ重要なのは

才の種である。

例えば

同じファッション暦10年といっても

重きを置いているろころによって

種は異なる。

それは

デザインする才能

造る才能

コーディネートする才能

自分で着こなす才能

素材を見抜いて買う才能

など、

大きくファッションの才能といっても

内容は全く異なる。

それを間違えると

成功はしないだろう。

「自分は着る才能はあるけど、デザインの才能はないな。

 じゃあファッションは趣味にしよう。」

と見切らなければならない。

勝負できる才能は

そう多くは持っていないはずだ。



一方、

世の中には

沢山の才能をもっているように見える人がいる。

しかしそのような場合は

沢山持っているのではなく

例えば

「問題を提起し解決する才能」とか

「努力する才能」

のように

何に対しても当てはまり易い才能を

持っているのだと思う。



学校の成績はまあまあ良くて

それなりに何でもしてきたけれど

特に何の才能もないように

思う人がいるかもしれない。

そのような人は

たぶん

与えられた仕事をそつなくこなす才能がある。

決して華やぎはしないだろうけれど

それも一つの才能である。



本当に何の才能もない人なんて

いないと思う。

ただ

その才能があることを知っているか

その才能に納得できるか

その才能を仕事に出来るか

の問題だと思う。