今年も今日で終わり、まもなく新年になる。

今年の冬はいつになく寒い日が多い。ラニーニャ現象が起こっている冬場は平均気温が全国的に低いという気象庁データがある。だがなぜこのような現象が起こるのか詳しくは分からないそうである。

 

寒い冬は異常気象の結果だという人がいるようだが、地球温暖化現象ですら二酸化炭素の増加とは関係がないという人もいる。今日のように科学が進歩した時代でさえ科学的に正しい分析ができないというのは不思議ではあるが、人知の及ばない世界がそれほどにも多くあるということだろう。日常の生活でははやく冬の季節が終わってほしいという単純な願望があるだけである。

 

今年はどういう1年だったのだろう。

政治の世界ではモリカケで始まり、総選挙の自民党圧勝を経て、野党の混乱が続いている。流行語大賞に北が選ばれたように、北朝鮮が国際問題の中心にいた。アメリカの国務長官更迭のあとは早晩軍事攻撃が行われるだろうが、日本が無傷で済むことは考えにくい。

 

もう一つの朝鮮はといえば予想通り慰安婦問題の蒸し返しである。都合のいい屁理屈をいくらこねてもその狡猾な民族性は多くの日本国民の再認識するところとなった。かの大統領が中国を訪問した時に慰安婦問題での後押しを確認したのは間違いないだろう。この国は北朝鮮に対する緩衝地帯であること以外にその存在意義はない。日本国内の在日の人たちは一旦紛争が起きれば隔離、強制送還の道しかなくなるだろう。

 

日本は平和である。お金が無くても社会が面倒をみてくれる。生活保護費が5%削減されるからと文句を言える。だが一生懸命に働いて得る給料より生活保護費が高いなどというのはおかしいのである。一昔前は生活保護を受けるくらいなら死んだ方がましという恥の感覚が日本人にはあった。今は貰えるものは嘘をついてでも貰う風潮になっているが、報道されたように最近生活保護を申請せずに餓死した日本人がいたという事実を忘れてはいけない。

 

外国人への生活保護支給は憲法違反であるという最高裁の判決があった。それにもかかわらず支給を続ける地方自治体が相変わらず多く存在する。そもそも認定にかかわってあっち系の弁護士同伴で恐喝まがいの行為があったというのだから一地方自治体の窓口担当者には荷が重かったのだろう。だが朝鮮有事が現実となればこういう問題は一気に片がつくだろう。そういう意味でも枝葉にとらわれずに大きな流れを見誤らないようにしなければならない。

 

こういう今年の流れをみると来年は風雲急を告げる年になりそうである。

ミサイルが飛んでくるのを避けることはできそうもないが、生活する範囲でのさまざまな混乱に対する工夫はできそうだ。あの東日本大震災の時以上に日常的な生活の備えをし、自分の身は自分で守るという覚悟が必要である。すでに護身用の短刀や木刀を準備したという人もいる。地域ぐるみの防犯対策と協力体制、家族との連絡方法など非常時の対策までも考えておいたほうがよさそうである。

 

対策をしておいて何もなかったとうのは問題ない。少なくとも今はそういう状況にあるという考えと準備を怠らないことが肝要だと思う。なぜ政府が会見で国民の生命と財産を守ると繰りかえすのか。むろん国民とは日本国民のことである。中国とか北朝鮮、韓国民ではない。その意味をしっかりとらえておきたいものである。