犬たちをおくる日を読んで…… | contrail_0721のブログ

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娘が学校の図書室からこの様な本を借りて来ました



愛媛動物愛護センターのお話です。

私は2年前に犬を飼い始めましたが それから動物の殺処分について関心を持ち始めました。

そして日本のペット事情を知り始めました。

社会問題にもなっている動物の殺処分……
年間で何万頭が殺処分されているのか、どのように殺処分されるのか、殺処分された後の事を皆さんはご存知ですか……





日本では犬や猫を年間30万頭殺処分されています。
世話をするのが面倒になった、子供がたくさん産まれて引き取り手がない、看取るのが嫌だから……

人間の無責任な理由で自分が飼っていた犬や猫を保健所・愛護センターに持ち込む人が後を絶たないということ……







連れてこられた犬や猫はガス室に追いやられ二酸化炭素ガスを流され窒息死させられます。

もがき苦しみ手足をばたつかせ痙攣しながら亡くなります。
それでも死ねない子達は生きたまま焼かれてしまうそうです……。
そして焼かれた骨は産業廃棄物(ゴミ)として処分されます。

何と悲しい事でしょう…。
安楽死と言われているけど こんな死に方は安楽死なんかじゃありません!

どうして人は自ら飼っていて捨てるのでしょう…
この子達が何をしたのでしょうか
人間の身勝手で捨てられたこの子達が…
無責任すぎます。

捨てた飼い主は目の前で窒息しながら死んでゆく子を見てどう思うのでしょうか…
何とも思わないのでしょうか…



この子達はこんな死に方をして天国に行けるのでしょうか…浮かばれるのでしょうか…

私はこの本を読んで命の重さ、大切さを色々と考えさせられました。

そして娘は愛媛愛護センターへ手紙を書きたいと
言い書き始めています。

娘も命の大切さを考えた様です。

私の願いは苦しんで死んでゆく子達をこれ以上増やして欲しくないのです。

飼ったら最期まで愛情を注ぎ看取ってあげて欲しいのです。

動物を飼ってる方、皆さんへのお願いです。

そして去勢、避妊手術をきちんとおこなう事です。

イギリスはペットショップにはペットを置かず
保護センターやブリーダーから譲ってもらうそうです。
その際、飼い主の経済力や生活困窮などの厳しい審査を通り、飼い主に適していると判断された人に譲るそうです。

日本にもイギリスの様な制度があれば多くの犬や猫の命を救えるのでしょうね…

殺処分について関心を持っておられる方 この本を是非読んでみて下さい。

命の大切さが身に染みて分かります…。