まずは次図から始まる。
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
1図
お互いに、飛と角の活用を図り飛先の歩、角道を遮る歩を突いた。
此処で先手は、さらに飛の自由度を上げるべく、飛先の歩を交換することを目論む。
1図以下
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2八飛 △2七歩 ▲5八飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲8七歩
2図
しかし、後手は両取りに角を打ち、飛車を28に下げさせ27歩と飛頭を叩くことで飛車の自由度を下げ、自分のみ飛先を変えた筋に飛を残すことになった。
2図は84飛または85飛でも、飛の自由度に差があり生角と持ち角の差よりも、先手方本来の狙いの飛の自由度の上昇に外れることによる損が大きく、本筋で無いと見る。
よって先手は1図にて別の手を指す必要がある。
次回は1図において78金を見ていく。

