サンスポさんの東方神起日産祭り第2弾はサムさん登場です。

明日の最終回で公演初日にはいよいよ2人のインタビューですね爆  笑

 

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http://www.sanspo.com/geino/news/20180607/geo18060709000010-n1.html

SAM、揺るがぬ信頼「東方神起にできないことはない」

 8日に初日を迎える韓国のデュオ、東方神起の横浜・日産スタジアム公演は、3日連続公演で約22万人を動員する前人未到のステージ。この歴史的公演にまつわる緊急連載の2回目は、演出を務めるダンスグループ、TRFのSAM(56)のサンケイスポーツ独占インタビュー。日本最大規模の会場で、ユンホ(32)とチャンミン(30)をどう動かすのか-。演出プランのベースには、「僕にとって最大の武器」と表現する2人への揺るぎない信頼がある。(取材構成・郡司美香、納村悦子)

 

 「当日を迎えるまでに僕のやることは終わります。2人が安心してパフォーマンスできるように準備をする。始まってしまったら、僕にできることは何もありません」

 昨年からの全国5大ドームツアー「Begin Again」(ビギアゲ)の大成功を受け決まった史上初の日産3日連続公演。この大舞台を目前にした演出家の心境は、いたって平静だ。

 TRFのダンサーとして知られるSAMは、ステージの演出も数多く手がけ、東方神起のツアーを長く担当してきた。

 日産は、2013年の「TIME」ツアーファイナルで経験済み。「芝生の上に機材が置けなかった。ステージ前方と後方の間に機材が置けないと、前後の距離が長くなってしまう。どうやったら(2人の動きが)全体を網羅できるかを考えました」と振り返った。

 当時は幅約100メートルの本ステージから、バックステージまで120メートルに及ぶ花道をもうけ、2人ができる限りファンに近づけるように工夫した。

 今回の日産で、ビギアゲのドーム公演で見せたワイヤアクションや高所のフライング、360度回転するプロペラ型のムービングステージは一体どうなるのか。

 

 本番を楽しみにするファンを考慮しながら、「日産スペシャルなのでセットリストは変わっています。季節のこともあるし…なくなる曲もあれば新しく加わる曲もある」とギリギリのリップサービス。「2人の体力はすごい。あれだけ歌って手を抜かずに踊ってバテる感じがない…あ、今回、もっと走らせようかな」と冗談を言って笑った。

 巨大スタジアムに集う7万人を一体化させる秘策はあるのか。「ある意味、2人自身が最大の武器、一番の演出かな。身長が高く、歌えて踊れて、動いても止まっていても絵になる。世界にもいない存在。2人にできないことはないので、僕は2人がどういうことをしたらお客さんが喜ぶかの視点で考えている」と、観客が可能な限り2人を身近に感じられるように腐心している。

 今年1月のビギアゲツアーの最終日、ユンホとチャンミンは、裏方のスタッフを場内に呼び出し、ステージの大スクリーンに映し出した。

 「あれは『画面にスタッフを映したい』という2人からの発案だった。スタッフたちは、自分は裏方で日の目をみることがないと思っているから、本当にうれしかったと思う。2人は『スタッフあっての自分たち』と常に意識しているから、スタッフもその気持ちをくんで本番に臨み、うまく回っていくんです」

 準備は万端、チームの絆も強い。あとは、オープニング曲の前奏が鳴り出すのを待つのみ。「心配があるとすればお天気のことだけ。皆さんもてるてる坊主を作ってください!」。

 

★“新生”日産スタジアム、会場は準備万端!

 会場となる日産スタジアムは来年のラグビーW杯日本大会や20年の東京五輪など国際大会に向け、昨年11月から今年3月にかけて大規模改修工事を実施。音響や照明が新しくなった新生スタジアムでコンサートを行うのは東方神起が初めてだ。

 日産は芝生や陸上トラックの管理などから使用条件が厳しく、音楽興行はこれまで連続2日間公演が最長だった。だが、ラグビーW杯のために天然芝から人工芝を混ぜたハイブリッド芝に張り替える時期と重なったことで、前人未到の3日連続公演が実現した。スタジアム関係者は「ライブ時は芝生を養生した上に保護材などをかぶせていすなどを置くが、芝生に負担がかかる上に日光が当たらない状況となり、長い期間だと芝生に大きなダメージが残る。張り替えた後も以前と使用条件は変わらないと思う」と語っており、東方神起が“連続公演記録”保持者になりそうだ。

 海外からの来場者を想定して50カ所(男378個、女406個)あるトイレを全て洋式化。以前から、利用する男女の比率に応じてトイレの割合を変えることができたが、今回の改修によって扉部分に設置した矢印の有無で空室か使用中かを奥行きある場所から判断することが可能に。また一部の洗面台は鏡をなくし人の回転がスムーズに行くように工夫している。「トイレは混雑緩和がテーマ。数は変わっていないが、いろいろな趣向を凝らしている」と関係者。

 

 ゲート前広場やコンコースなど施設内の照明をLED化し、東西入場口の正面に大型ビジョン、コンコースの柱120本にそれぞれモニターを設置。フィールドの様子がどこにいても分かり、場内案内も見やすくなった。音楽興行の場合はモニターに映す映像を主催者に委ねているとし、当日は“東方神起色=パールレッド”になりそう。関係者は「会場のモニターも全てLEDになり明るく見やすい。音響も新しいスピーカーになって迫力あるクリアな音質で楽しめる」とPRした。

 

SAM(サム)

 1962(昭和37)年1月13日生まれ、56歳。埼玉県出身。15歳でダンスを始め、単身ニューヨークへ留学。1992年、TRFを結成し、93年に「GOING 2 DANCE」でデビュー。94年から「BOY MEETS GIRL」「CRAZY GONNA CRAZY」などシングル5作連続でミリオン突破し、同年から3年連続でNHK紅白歌合戦出場。ソロでは東方神起、V6らの振り付けやライブ演出を担当し、2004年には東京都内にダンススクールを開校。13日にメールマガジン「まぐまぐ!」で配信をスタートする。

 

★第3回は本人登場!

 8日の連載第3回は、東方神起のインタビュー。ユンホとチャンミンが、史上初となる3日連続・22万人動員の日産スタジアムライブに対する思いを語る。「今度の日産は満喫したい」と2人の瞳はキラキラ!