あれは数年前、まだ一緒に住んでる頃。
一緒に起きて、食事をして、仕事をして、
すべての時間をともに過ごす忙しいながらも楽しい日々。
隣にいるのがあたり前だから特に言葉になくても
お互いのことはよくわかっていた。
小さな喧嘩もお前の小言も2人でいるからで、
一人じゃできない。
お前の瞳がいかに饒舌か、俺だけが知っていればいい。
その瞳に見つめられて、見つめていたい。
腕の中でずっと守ってやりたい。
今ではそんな思いも独りよがりだと笑ってしまうけれど
あの頃はそのためだけに生きていた気がする。
24時間すべてを独占したかったわけじゃないけれど、
誕生日や記念日、特別な日はずっと一緒にいたい。
今日という日を1日独占したくて、
でもご両親のもとへ帰してやりたくて、
数日悩んだ末に実家に送って行くことにした。
0時ちょうどにおめでとうのキスをして、今日が始まる。
朝はちょっと早起きをしてお前に朝食を作ろう。
昼間でゆっくりしたら、実家に連れて行き、
夜には迎えに行こう。
そして日付が変わる前に、もう一度キスをしよう。
お前が生まれた特別な日、今日1日を幸せに過ごそう。
たとえ離れていても、思いは変わらない。
誕生日おめでとう。
生まれてきてくれて、俺のそばにいてくれてありがとう。
これからもずっと一緒にいよう。
(画像はお借りしました)
チャンミン、お誕生日おめでとう
