あたたかい、羊水の中にいるような不思議な感覚
自分の体が今どこでどうなっているかわからない

気持ちいい
あったかい
ずっとこのままでいたい

今がいつで時間がいつなのか
春なのか夏なのか
秋なのか冬なのか
朝なのか昼なのか
真夜中なのか
すべてがどうでもよくて

ただこの温かいぬくもりの中で揺れて、揺らされていたい

ゆら ゆら
まるで小さな小舟で揺られているよう

ゆら ゆら
懐かしいゆりかごに還って揺らされているよう

ゆら ゆら
優しいぬくもりに包まれてどこまでも深く堕ちていく

このまま僕が目覚めなかったら困るのは誰なの?

「チャンミナ、起きろよ。まだ眠い?」

ああ、あなたの声がする。

ここはこんなに気持ちがいいのに、
もう起きないといけないの?

あなたの手が優しく僕の髪を撫でる。
…気持ちいい。
やっぱりまだこのままでいたい。

「まだ帰りたくないの?」

耳元で甘く囁く少し掠れた声
頬にあった指が少しずつ僕の体を確かめるように下りていき
柔らかい唇が額、頬をすべってやっと僕の唇をついばむ。

「ユノ…もっと」

深く繋がりたいとねだる唇を塞いで力強い腕に抱き寄せられたら、
また2人でシーツの海の底に沈んでいく。

僕の中でまた力を取り戻したあなたに揺らされ
何度も大きな波に飲み込まれる。

そうだ、満月だねって言って2人でこっそりホテルを抜け出して
昼間借りたクルーザーの上、月を見たら部屋に戻るはずだった。

誰もいない夜中の海、生まれたままの姿であなたとふざけあう。
2人して人魚になったみたいに。

もうちょっと、あと少しだけ、ここで揺られていよう。
明日からまた走り続けるために、
そして一人でも立っていられるように、
あなたの思いごと僕の体に刻んで。

In your cradle…


(画像はお借りしています)

お久しぶりです。
ホミンちゃんin ワイハを妄想してみました。
相変わらず腕は治っていません…というか、名古屋の翌日リハビリに行ったら悪化しましたね、とww
まさかLIVEでペンラ振ってたとは言えず、ちょっと忙しくて…と。
今回のツアーは私には何かと厳しいようですww