あなたのスケジュールが忙しいとき
あるいは僕のスケジュールが忙しいとき
僕が行かなきゃあなたは会いに来てくれない。
もちろん個人活動中でも事務所に行けば会えるんだけど、
仕事で会ってもゆっくり話すこともできないし、
住んでるところが別々だからプライベートでは会えない。
毎日のように顔だけは合わせているから寂しいというのも
ちょっと違う気がする。
すれ違いの日でもネットを見れば僕らのことなんかいくらでも出てる。
迷惑なパパラッチの写真を見てあなたの無事を確かめるなんて
自分でもどうかしてると思うけど。
ふと思いついてあなたの部屋に行くことにする。
今夜は一緒にいたい。
あなたは笑うかもしれないけど。
くだらないと思いつつそんなことでも
あなたの部屋に行く口実がほしい。
あなたは気づいてくれるかな。
記念日には何かサプライズを演出しようと頑張りすぎてバレちゃったり
肝心のプレゼントを置き忘れてきたり
あなたといると本当に毎日が楽しくて、
どんなに忙しくても寝る時間がなくてふらふらでも
隣にいられるだけで力が湧いてくる。
ねぇ、僕に力をちょうだい。
また新しいことに挑戦する前に
ちょっとだけあなたの胸で眠らせて。
テーブルにはあなたの好物を並べて、
ちょっといいワインも用意した。
もちろん食後にはいちごのケーキ、
ドラマのために減量しているのは知ってるけど
今日だけはちょっとお休みしてもいいでしょ?
そして、クリスタルの一輪ざしには…。
あなたを待ちながら僕はソファでうとうと眠ってしまった。
ドラマが決まったとき、自分のことのように喜ぶお前の笑顔が
一番うれしかった。
個人活動になると一緒にいる時間があまりなくなってしまう。
ほんの数年前ならお前が心配で傍を離れられなかったけれど
今はもう安心して自分のことだけを考えられることに感謝と、
ほんの少しの寂しさを感じながら、俺はまた一人になった。
俺が忙しくて会えないときでも、お前はメールをよこしたり
時々ふらっと部屋に訪ねてきたりする。
俺からは何もしない。
会いたいと思うし、声が聞きたい夜もある。
お前が欲しくて眠れない夜もあるけれど、
俺からは何もしない。
臆病、なのかもしれない。
もうすぐ本格的に撮影に入ってしまうから、
今夜だけは、自分にわがままになってみようか。
お前は、どんな顔をするかな?
きっと目をまん丸に見開いて、はにかんで笑ってから
耳を真っ赤にして慌てて目をそらすんだろう。
俺からのメッセージ受け取ってくれよ。
お前に久しぶりにメールを送信した。
マネージャーに聞くとお前はもう帰ったというから
予定通りの手配をすませてお前の部屋へ車を走らせる。
いつもならすぐに返信をよこすのに今日はまだない。
一人で出かけてるのか、誰かと一緒なのか、
そう思っただけでちょっとイラつく。
だめだな。
お前を束縛したくなくて、いい兄貴を演じているつもりが
いつもこうだ。
お前にはきっとわかってしまっているだろう。
日付が変わる前にお前を捕まえなくては。
逸る気持ちに勝てずにお前の番号を呼び出す。
どれくらい眠ってしまったのか。
気づいたら外はすっかり真っ暗だ。
今夜は残念ながら満月ではないけれど、
雲ひとつない夜空に欠け始めた月が浮かんでいる。
しばらくはあなたとゆっくり月を眺めることもできないね。
ふとテーブルの上をみると、着信を知らせる光が点滅している。
あなたから何度か着信とメールがきてる。
(もう仕事終わったか?今どこにいる?)
(メールみたら電話して。今日は早く帰れよ)
(まだ帰ってないのか?今どこにいる?)
(チャンミン、今どこだ?)
珍しいと思うよりも何をそんなに慌ててるのか、ちょっとおかしくなる。
仕事の用事なのか、それともあなたも同じこと考えているのか、
なんて言おうか考えながらあなたの番号を呼び出そうとすると
ちょうどまた着信が入る。
「ヒョン?」
「チャンミナ、お前今どこにいるんだ」
「ヒョンこそどうしたの?ちょっと寝ちゃって今メール見たとこ」
「自分ちか?まだ帰ってないだろ」
「うん。まだですけど…」
「すぐ帰れ」
「え?」
「遠くにいるのか?迎えに行ってやるから場所言えよ」
「いい」
「なんだ?」
「自分で帰れますから迎えは結構です」
「何怒ってるんだよ」
「だって、すぐ帰れだなんて言うから。僕がここにいちゃ何かマズイの?」
「ここって…お前、俺んちにいるの?」
「そうですよ。でも帰ってほしいんでしょ。すぐ帰りますから」
「うわ、そうじゃないよ。参ったな。予定外だ」
「だから帰りますって」
「いや、そこにいろ」
「もういいです」
「そうじゃないんだよ。頼むからそこ動くなよ。もうちょっとしたら帰るから」
「僕ここにいていいの?」
「いいよ。ってか、いてくれ。予定狂ったけど別にそれならそれでいいから」
「ヒョン、何言ってるの?」
「帰ったらちゃんと全部説明するから、それまでいい子で待っててくれよ」
「いた方がいいんですか?」
「いてくれなくちゃ困るから。いいな、あと30分で帰るから」
あなたはそれだけ言うとさっさと電話を切ってしまった。
相変わらず慌ただしいな。
“いてくれなくちゃ困る”の一言ですっかり気分がよくなっている。
我ながらなんて単純なんだと笑ってしまう。
あと30分、あなたはどんな顔で帰ってくるんだろう。
予定外ってなんのことだろう。
いっぱい話したいことがある。
ミュージカルの話も野球の話もあなたのドラマの話も
新しい仕事のことも、
1日会えないだけで話したいことがたくさんになってしまう。
今までこんなことなかったな。
友だちと話すのもいいけれど、やっぱりあなたにはなんでも知っていてほしいし
あなたのことはなんでも知っていたい。
そうして30分後、玄関のチャイムが鳴る。
「チャンミナ、両手がふさがってるから開けてくれ」
あなたの声が聞こえたので、鍵をまわしてドアを開けると、
大きな真っ赤なバラの花束がぬっと差し出される。
「ヒョン?」
「チャンミナ、これ」
「僕に、ですか?」
「そうだよ。お前しかいないだろ?」
「どうして?こんなにたくさんのバラ」
「だろー、大変だったんだぞ」
「僕は理由を聞いてるんですけど」
「とりあえず部屋に入れてくれよ」
「おかえりなさい」
両手いっぱいのバラの花束を抱えて部屋に入る。
一体何本買ってきたんだろう。
「お?なんかうまそうだな。これお前が作ったの?」
「大したものはないですけどね」
「それにお前もバラ飾って…やっぱり以心伝心か」
「っていうことはヒョンも?」
「お前に笑われるかと思ったけどさ。でもよかった」
「僕はたった1本ですけどね」
「でも1本に意味があるんだろ?」
「ってことはヒョン、これってまさか…」
「うん。99本な」
「ヒョン…」
ついうれしくて涙ぐんでしまったら、あなたが優しく抱きしめてくれる。
「バカ、泣くなよ」
「泣いてません」
「わかってる。俺もうれしいよ」
「うん」
「俺のメッセージ、受け取ってくれた?」
「うん。僕も…」
「そうだな。うれしいよ、チャンミン」
あなたは本当にうれしそうにほほ笑むと、
僕の頬を優しく包んでそっと唇を重ねる。
まるで誓いのような優しいキスに僕も思いをこめる。
どうやらあなたは僕の部屋にこの花束を届けるつもりで手配していたらしい。
僕は僕であなたの部屋にバラと一緒にあなたに届けたかったものがある。
お互いになんとなく同じことを考えていたんだね。
どんなに離れていても僕たちはいつもひとつなんだ。
ファンが名付けたプロポーズ記念日。
番組の中の話でこの日にプロポーズされたわけじゃないけれど、
そんなものにかこつけてでも一緒にいたい。
いつもは照れくさくて素直に言えないから、バラに気持ちを託して。
僕からあなたに贈るのはたった1本の深紅のバラだけど
あなたは僕のただひとつの愛だから
あなたが僕にくれた99本のバラにこめられたメッセージは
“ずっと一緒にいよう”、それとも“永遠の愛”?
2人あわせて100本のバラ
今夜は薔薇のお風呂にする?
それともベッドに散らしてみる?
忘れられない夜にしよう。
プロポーズ記念日に何か…と思ったのですけれど、
あまり時間がなくて中途半端になっちゃいましたね。
実は結婚記念日と1日違いなんです。
まぁ、お祝いなんてしたことないんで関係ないです。
それよりもホミンちゃん不足でちと寂しいです。
ムソクもいいけどやっぱり2人一緒じゃなくっちゃ。
Ti Amo早くこないかなー。
お金ないのに次から次とまったく…(-_-;)
とりあえず公式プロポーズから2周年ってことでww
(画像はお借りしています)
あるいは僕のスケジュールが忙しいとき
僕が行かなきゃあなたは会いに来てくれない。
もちろん個人活動中でも事務所に行けば会えるんだけど、
仕事で会ってもゆっくり話すこともできないし、
住んでるところが別々だからプライベートでは会えない。
毎日のように顔だけは合わせているから寂しいというのも
ちょっと違う気がする。
すれ違いの日でもネットを見れば僕らのことなんかいくらでも出てる。
迷惑なパパラッチの写真を見てあなたの無事を確かめるなんて
自分でもどうかしてると思うけど。
ふと思いついてあなたの部屋に行くことにする。
今夜は一緒にいたい。
あなたは笑うかもしれないけど。
くだらないと思いつつそんなことでも
あなたの部屋に行く口実がほしい。
あなたは気づいてくれるかな。
記念日には何かサプライズを演出しようと頑張りすぎてバレちゃったり
肝心のプレゼントを置き忘れてきたり
あなたといると本当に毎日が楽しくて、
どんなに忙しくても寝る時間がなくてふらふらでも
隣にいられるだけで力が湧いてくる。
ねぇ、僕に力をちょうだい。
また新しいことに挑戦する前に
ちょっとだけあなたの胸で眠らせて。
テーブルにはあなたの好物を並べて、
ちょっといいワインも用意した。
もちろん食後にはいちごのケーキ、
ドラマのために減量しているのは知ってるけど
今日だけはちょっとお休みしてもいいでしょ?
そして、クリスタルの一輪ざしには…。
あなたを待ちながら僕はソファでうとうと眠ってしまった。
ドラマが決まったとき、自分のことのように喜ぶお前の笑顔が
一番うれしかった。
個人活動になると一緒にいる時間があまりなくなってしまう。
ほんの数年前ならお前が心配で傍を離れられなかったけれど
今はもう安心して自分のことだけを考えられることに感謝と、
ほんの少しの寂しさを感じながら、俺はまた一人になった。
俺が忙しくて会えないときでも、お前はメールをよこしたり
時々ふらっと部屋に訪ねてきたりする。
俺からは何もしない。
会いたいと思うし、声が聞きたい夜もある。
お前が欲しくて眠れない夜もあるけれど、
俺からは何もしない。
臆病、なのかもしれない。
もうすぐ本格的に撮影に入ってしまうから、
今夜だけは、自分にわがままになってみようか。
お前は、どんな顔をするかな?
きっと目をまん丸に見開いて、はにかんで笑ってから
耳を真っ赤にして慌てて目をそらすんだろう。
俺からのメッセージ受け取ってくれよ。
お前に久しぶりにメールを送信した。
マネージャーに聞くとお前はもう帰ったというから
予定通りの手配をすませてお前の部屋へ車を走らせる。
いつもならすぐに返信をよこすのに今日はまだない。
一人で出かけてるのか、誰かと一緒なのか、
そう思っただけでちょっとイラつく。
だめだな。
お前を束縛したくなくて、いい兄貴を演じているつもりが
いつもこうだ。
お前にはきっとわかってしまっているだろう。
日付が変わる前にお前を捕まえなくては。
逸る気持ちに勝てずにお前の番号を呼び出す。
どれくらい眠ってしまったのか。
気づいたら外はすっかり真っ暗だ。
今夜は残念ながら満月ではないけれど、
雲ひとつない夜空に欠け始めた月が浮かんでいる。
しばらくはあなたとゆっくり月を眺めることもできないね。
ふとテーブルの上をみると、着信を知らせる光が点滅している。
あなたから何度か着信とメールがきてる。
(もう仕事終わったか?今どこにいる?)
(メールみたら電話して。今日は早く帰れよ)
(まだ帰ってないのか?今どこにいる?)
(チャンミン、今どこだ?)
珍しいと思うよりも何をそんなに慌ててるのか、ちょっとおかしくなる。
仕事の用事なのか、それともあなたも同じこと考えているのか、
なんて言おうか考えながらあなたの番号を呼び出そうとすると
ちょうどまた着信が入る。
「ヒョン?」
「チャンミナ、お前今どこにいるんだ」
「ヒョンこそどうしたの?ちょっと寝ちゃって今メール見たとこ」
「自分ちか?まだ帰ってないだろ」
「うん。まだですけど…」
「すぐ帰れ」
「え?」
「遠くにいるのか?迎えに行ってやるから場所言えよ」
「いい」
「なんだ?」
「自分で帰れますから迎えは結構です」
「何怒ってるんだよ」
「だって、すぐ帰れだなんて言うから。僕がここにいちゃ何かマズイの?」
「ここって…お前、俺んちにいるの?」
「そうですよ。でも帰ってほしいんでしょ。すぐ帰りますから」
「うわ、そうじゃないよ。参ったな。予定外だ」
「だから帰りますって」
「いや、そこにいろ」
「もういいです」
「そうじゃないんだよ。頼むからそこ動くなよ。もうちょっとしたら帰るから」
「僕ここにいていいの?」
「いいよ。ってか、いてくれ。予定狂ったけど別にそれならそれでいいから」
「ヒョン、何言ってるの?」
「帰ったらちゃんと全部説明するから、それまでいい子で待っててくれよ」
「いた方がいいんですか?」
「いてくれなくちゃ困るから。いいな、あと30分で帰るから」
あなたはそれだけ言うとさっさと電話を切ってしまった。
相変わらず慌ただしいな。
“いてくれなくちゃ困る”の一言ですっかり気分がよくなっている。
我ながらなんて単純なんだと笑ってしまう。
あと30分、あなたはどんな顔で帰ってくるんだろう。
予定外ってなんのことだろう。
いっぱい話したいことがある。
ミュージカルの話も野球の話もあなたのドラマの話も
新しい仕事のことも、
1日会えないだけで話したいことがたくさんになってしまう。
今までこんなことなかったな。
友だちと話すのもいいけれど、やっぱりあなたにはなんでも知っていてほしいし
あなたのことはなんでも知っていたい。
そうして30分後、玄関のチャイムが鳴る。
「チャンミナ、両手がふさがってるから開けてくれ」
あなたの声が聞こえたので、鍵をまわしてドアを開けると、
大きな真っ赤なバラの花束がぬっと差し出される。
「ヒョン?」
「チャンミナ、これ」
「僕に、ですか?」
「そうだよ。お前しかいないだろ?」
「どうして?こんなにたくさんのバラ」
「だろー、大変だったんだぞ」
「僕は理由を聞いてるんですけど」
「とりあえず部屋に入れてくれよ」
「おかえりなさい」
両手いっぱいのバラの花束を抱えて部屋に入る。
一体何本買ってきたんだろう。
「お?なんかうまそうだな。これお前が作ったの?」
「大したものはないですけどね」
「それにお前もバラ飾って…やっぱり以心伝心か」
「っていうことはヒョンも?」
「お前に笑われるかと思ったけどさ。でもよかった」
「僕はたった1本ですけどね」
「でも1本に意味があるんだろ?」
「ってことはヒョン、これってまさか…」
「うん。99本な」
「ヒョン…」
ついうれしくて涙ぐんでしまったら、あなたが優しく抱きしめてくれる。
「バカ、泣くなよ」
「泣いてません」
「わかってる。俺もうれしいよ」
「うん」
「俺のメッセージ、受け取ってくれた?」
「うん。僕も…」
「そうだな。うれしいよ、チャンミン」
あなたは本当にうれしそうにほほ笑むと、
僕の頬を優しく包んでそっと唇を重ねる。
まるで誓いのような優しいキスに僕も思いをこめる。
どうやらあなたは僕の部屋にこの花束を届けるつもりで手配していたらしい。
僕は僕であなたの部屋にバラと一緒にあなたに届けたかったものがある。
お互いになんとなく同じことを考えていたんだね。
どんなに離れていても僕たちはいつもひとつなんだ。
ファンが名付けたプロポーズ記念日。
番組の中の話でこの日にプロポーズされたわけじゃないけれど、
そんなものにかこつけてでも一緒にいたい。
いつもは照れくさくて素直に言えないから、バラに気持ちを託して。
僕からあなたに贈るのはたった1本の深紅のバラだけど
あなたは僕のただひとつの愛だから
あなたが僕にくれた99本のバラにこめられたメッセージは
“ずっと一緒にいよう”、それとも“永遠の愛”?
2人あわせて100本のバラ
今夜は薔薇のお風呂にする?
それともベッドに散らしてみる?
忘れられない夜にしよう。
プロポーズ記念日に何か…と思ったのですけれど、
あまり時間がなくて中途半端になっちゃいましたね。
実は結婚記念日と1日違いなんです。
まぁ、お祝いなんてしたことないんで関係ないです。
それよりもホミンちゃん不足でちと寂しいです。
ムソクもいいけどやっぱり2人一緒じゃなくっちゃ。
Ti Amo早くこないかなー。
お金ないのに次から次とまったく…(-_-;)
とりあえず公式プロポーズから2周年ってことでww
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