「かっこいいヒョン」その2 プレゼントは…
通いなれたあなたのマンション、
今は期間限定で同居しているから、当たり前に一緒に帰れるのがうれしい。
今日もたくさんのスケジュールをこなし、2人であなたの部屋に帰る。
ドアの鍵は僕が開ける。
あなたの鞄から鍵が出てくるまでには時間がかかるから。
ドアを開けてあなたが入った後、僕が入って、
ドアの鍵は僕が閉める。
ここから誰も入ってこないように、2人時間を邪魔されたくないから。
ガチャンと鍵を閉めたら、すぐにあなたに後ろから抱きしめられた。
「ヒョン?」
どうしたのかと振り向きざまに、後ろから唇を塞がれ、
あなたの手が慌ただしく僕のコートのボタンをはずしていく。
「ヒョン、ちょっと待って、あ…ん」
体勢を変えようとするのを許さず、あなたは僕の体をドアに押し付けて
もっと口づけを深くして、セーターの中に指を忍び込ませる。
「こんなところで、イヤだ。部屋に連れてって」
「部屋まで待てない。続き、やろう?」
続き、と言われて体温が上がった気がした。
昨夜は日付けが変わってからたくさんのお祝いメールが届いたけれど、
僕はそれを見せないでベッドに誘った。
最近は忙しくてゆっくり触れあう時間もなかったし、
何より、誰よりも先にヒョンの誕生日を祝って、独り占めしたかったからだ。
友達の多いヒョンだから、たくさんの電話やメールが来る。
だけど、今夜は特別な誕生日だから、友達との電話は後にして?
今は僕だけを見つめて、僕を…思い切り愛してほしい。
軽くグラスを合わせた後、ワインを口移しでヒョンに。
それだけで僕の願いは叶えられる。
「チャンミナ、もっと飲ませて?」
「うん。ヒョンがほしいだけ飲んで」
喉を鳴らして僕の口からワインを飲んだ後もしばらく舌を絡めながら
僕の腰を抱き寄せ、ヒョンの膝の上に跨るように座らせる。
もうお互いがどんな状態かわかっているけれど、
まだ服を脱がず、舌を絡めあいながら固くなったものを擦りつけ合う。
キスの合間から洩れる声を抑えることができなくなると、
ヒョンは僕を抱えてソファに押し倒すと、今度は僕にワインを飲ませる。
少しのワインでうっすらとピンクに染まったあなたはとても色っぽくて、
僕は舌を出してもっとねだる。
舌を絡めながら飲むワインは口からこぼれ、僕の首筋を伝って胸まで濡らす。
こぼれたワインをあなたが残さず舐めとってくれるのを、僕は邪魔な服を脱ぎながら見つめる。
そうしてすっかり裸になって、ワインがすべてなくなるまで、僕たちはソファで愛し合う。
ワインとあなたに酔わされて、僕はいつもより大胆にあなたを求める。
僕の思いのすべてをこめてあなたを愛する。
だって今日はあなたの誕生日だから。
「最後までしていい?明日もレッスンあるから1回だけ」
「ヒョンがしたいだけしていい。でも優しくして?」
「チャンミナ…」
あなたがとても大事に僕を抱き上げてベッドに連れていく。
2人してベッドに沈んだら、もう止められない。
本当は優しくしてくれなくてもいい。
どんなふうに愛されても、あなたと繋がってる瞬間が一番幸せだから。
それでもあなたは、大事に僕を抱く。
何度もキスをする。
飽きるくらいたくさん、でも何度しても飽きないあなたのキス。
それだけで僕は泣きたいくらい幸せを感じる。
「ヒョン…」
「なんて顔してるんだ。俺はここにいるだろ?」
「うん。ヒョン大好き。ずっと僕の中にいて…このまま、抜いちゃイヤ」
僕の中のあなたがグッと質量を増したけれど、
あなたはそれ以上動こうとせず、
ただ優しく僕を抱きしめた。
「バカ、可愛いこと言うな。優しくしたいのに」
「ひどくしてもいいから、ヒョン、好きなように抱いて?」
「明日、終わったらそうするから。今夜はこのままでいいだろ?」
「ヒョンはそれでいいの?」
「ああ。チャンミンがこんなに可愛く誘ってくれたからいいよ」
「ヒョン、お誕生日おめでとう。どうしても最初に言いたかったんだ」
「わかってる。やっとわがまま言ってくれた。最高のプレゼントだ」
ヒョンが本当にうれしそうな顔で微笑みながら僕の髪を撫でる。
あなたのこんな顔、久しぶりに見たかもしれない。
「わがまま言ってもいいの?」
「いいよ。お前の願いは何でも叶えてやる」
「じゃあ、1つお願いしてもいい?」
「なに?」
「ヒョン、好きって言って」
「バカ…チャンミナ、愛してるよ」
いつも言葉をくれないあなたが、一番欲しい言葉をくれる。
僕は世界で一番幸せな男になった。
うれしくて、涙があふれて、僕も素直に言える。
「ヒョン、僕も愛してる」
「泣くなよ」
あなたが優しく僕の涙を吸ってくれる。
こんな素敵な顔、僕しか知らないヒョンの顔だ。
もちろん、誰にも絶対に教えない、永遠に、だ。
「泣いてない。ヒョンの誕生日なのに、僕がプレゼントもらったみたい」
「それでいいんだよ。俺の誕生日はお前が幸せなのが一番のプレゼントだよ」
「じゃあ、僕の誕生日にはヒョンを幸せにしなくちゃ。僕もそれが一番うれしい」
2人きりでゆっくり誕生日を祝うのは久しぶりで、
ヒョンが友達からの電話にもメールにも出ないで僕を愛してくれて、
僕はすごく幸せだった。
明日スケジュールが終わったらちょっと怖いけど、
でもいつだってどこだって、
僕はヒョンが望むまま愛されたい。
カッコいい僕だけのヒョン。
プレゼントは僕でいいよね。
fin.
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もう毎度のことで、いい加減被弾して真っ黒焦げになるのも馬鹿らしいくらいなんですけど、
SMEは2人をCP売りにした方がいいと判断したんですかね。
あるいは、どんなに自重しろと注意してもサランがダダ漏れの2人に匙を投げたか。(笑)←
ツッコミどころが多過ぎてもう突っこむ気力もないかもww
ツイのTLも深夜にブっ込まれたビギ乙写真の衝撃で、ある意味祭り状態。
ただ、数日目までの意味不なTLよりもずっと幸せですね。
昨日の#HappyBirthdayYunhoも日付け変わるか変わらないかのうちにトレンド入りだし、
こういうお祭りは大歓迎かも。
で、どうしても検証したいのが、ケーキの上の緑の物体…マスカット??
ユノといえばいちごで、何度もいちごプレイを書いている私としては、
このケーキにいちごが1個しかないという事実に愕然!!( ̄□ ̄;)!!
ま、写真撮る前に存分にいちごプレイ(食べさせあいっこ)を楽しまれた後というなら納得しますが。
下の緑はピスタチオだってわかるけどさー、上の謎の緑のクリーム。
だいたいトンバンなら赤いケーキだろうが、箱だけか!!というツッコミもグッと我慢。
上に載ってるやつ、ろうそくといちご以外が謎過ぎるケーキ。ユノ、これでいいの??
ユノヒョンの頭とお腹に白いものが…(ヤラしい意味じゃないですww)
そしてワイルドにケーキを持つシムさんの親指に白いものが…
やっぱり2人で楽しまれたに違いない。←
ダンサーさんも写真を上げていたのでリパケの練習中ということだろうけど、
現実なんてくそくらえだわ。ww
これはまだプレイ前のお二人でしょうね。(まだ言うか)
ユノのお誕生日に2人一緒の写真ってファンにとっては何よりのプレゼント(*≧∇≦*)
今日1日幸せだったなぁ。
チャンミンの左手はいつものように優しくヒョンの背中に添えられてるよね。
一瞬手をつないでるのかと思って、ビビったけど、
2人の心はいつでもしっかりと繋がっているもの、
相変わらずのゼロホミンで余白ありまくりの写真が何よりの証拠。
幸せだなぁ。(///∇//)
…チャンミンさんのお誕生日はもっとスゴイやつをお願いしたいです。
ちゅうしてるのとか、ちゅうしてるのとか、ちゅうしてる写真お願いします。合成じゃなくね。←
公式があまりにあまりで、「続き」書くの忘れたー(^▽^;)
ま、いっか。
気が向いたら…続きこそアメ限だった。ww