その夜、あなたが僕の部屋に来てまた2人きりの夜が戻ってきた。


昼間学校であんなに求めあったのに、僕たちはまた体を重ねた。


あなたは僕の体を気遣って今日はゆっくりしようと言う。

優しく抱きしめられ、髪を撫でられる。

おやすみのキスだって唇じゃなくておでこにするだけ。


だけど僕はそんなキスじゃ眠れない。

体中を撫でてキスしてほしい。

強く抱いてほしい。


















僕をこんなふうにしたのはあなたなんだから。


何もしてくれないあなたの唇を塞いで、舌を絡める。

いつもあなたがするように膝であなた自身を刺激する。


僕があなたをその気にさせてあげる。


最初はだめだよなんて言っていたあなたも僕の舌を吸い上げ

その長いきれいな指で僕の肌を辿る。


早くこの熱を解放して奥まで繋がりたい。

あなたの熱に溶かされてひとつになりたい。


何度交わってもひとつになれない体が悲しい。

熱を放ってしまえばまた別々の体に戻るから。


ベッドで聞くあなたの掠れた声が好き。

僕の名前を何度も呼んで、僕が喘ぐ度に可愛いって囁く声が好き。

僕がほしいだけキスしてくれる唇が好き。

ちょっと触れただけで僕を狂わせる指が好き。

僕の体中を這う舌が好き。

そして、僕を貫くあなた自身が好き。

あなたが僕にくれるすべてが好き。


夜が来る度、僕は何度もあなたに恋をする。

ずっとこのまま、夜が終わらないで。

すっとこのまま、愛されていたい。

ベッドが軋む音と僕の喘ぐ声、あなたの吐息が響く。

ずっとこのまま、繋がっていたい。


体の奥にあなたの熱を感じた瞬間、僕は意識を手離した。


夢現の中、電話の呼び出し音に応えるあなたの声が聞こえた気がした。

僕じゃない誰かと話すあなたの声が…。


翌朝僕が気づいたとき、あなたはベッドにいなかった。



to be continued ...



(画像をお借りしています)