ラケットの扱い方は、基本的にルールで定められている範囲で自由であり、どこへどんなボールを打っても、それがコートに収まっている限り有効です。
でもね、やはり正しい使い方ってものがあって、うまく扱う人にとっては、ラケットは「振れば振るほどにコントロールのいい道具」になると思います。
ワタシもかつて、フォアバックともにスライスのストロークを打っていたころ(それしかできなかったころ)は、ラケットはうまく脇を占めて打点を迎えたら、ボディターンの部分だけで崩れないようにフォローを取る方がいいんだろうと思っていました。
打点での形が崩れないように、ボールを捕らえる形を安定させる。
さらに、スイング方向や強さがぶれないように、肩を押し出すようにして、腕を固くして身体全体を押し込むようなスイングでした。
それが、ドライブ回転のボールを打てるようになると、しっかり腕を振ったほうが断然いい。
決まった約束事を守れば、そこから腕を振ることをコントロールできるようにしたほうが、打点の自由度も上がるし、ボールの飛距離さえも自由自在。
ショートラリーでも、自由にスピードを抑えたフルスイングが出来ます。このラリーはサービスライン同士のラリーとしてはものすごい速く感じるペースでラリーができ、同じ様なレベルの人と続けると、どっちが早く崩れてホームランを打つか、えらく集中したラリーになって興奮します。
今週、ワタシのクラスのほとんどの時間では、コーンを立てて、そこにラケットを当て、「まったく引けない状態」からスイングしてもらっています。
力の入れ方を間違って認識していると、勢いをつけられないように「テイクバック」を奪われたスイングはボールを飛ばす力を失います。
後方へ跳ね上げるようにラケットをまわして勢いをつけるようなテイクバックをするタイプは、よくコーチから「テイクバックを早く!」といわれていると思います。バウンドにリズムを合わせて引き始めてしまうタイプですね。
何度か書いているように、ストロークラリーをしているとして、相手ベースラインから、此方のベースラインまでの距離は約24mあります。ふつうに飛んできて、あまり動かずに打てる位置のボールのバウンド位置は、だいたいプレーヤーの手前1m(かなりライジング)~4m(サービスラインの少し奥側)程度だと思います。
イチ、ニ、サンとボールのバウンドに「ニ」をおいてリズムを取ってスイングするようなタイプだと、せっかく20m以上も飛んできているボールの約20m分も損していることになります。
ワタシのその練習は、レッスンの一番最初、ほんの3球ずつの練習です。
コーンから約70センチほど(ラケット一本ほど)まえに、ボールを手で落としてワンバウンドのボールを打ってもらう、スタンディングヒットの形で行います。
ラケットは、一歩スタンスを開いて打点の位置に踏み込む形になりながら、ラケットヘッドを「置いてきぼり」にして、グリップだけをボール(打点)に近づけます。
後からヘッドが追いつくようにヘッドが出てきて、ボールに当たる。
この、ヘッドが遅れてくるようにスイングを始められないと、相手のボールによってはすぐに振り遅れたり、打点があわせられなくなりやすくなります。
相手の打ったボールは、その強さ、勢いだけでなく、回転の方向や相手の「押し」加減によってバウンド後のリズムは一定しないはず。
そう、「イチ、ニ、サン」だけではないのです。
どう考えても間違えてないはず、というのは、ラケットを前に振らなきゃボールは飛ばないはず、ってことです。
後ろに勢いをつける動作は、大して意味を成しません。
正確に言うと、プロでも打球直前にヘッドが後ろにかえってヘッドスピードを出すことをします。
それは、肩と腰を十分にひねって「いつでもスイングを始められる状態」にあるからできること。
ようするに、前に振る意識を強くもてて、打点に自由に間に合わせてなおかつ自由に狙いの方向に力を出せればいいのです。

アガシ のフォアハンドリターン。
これが最もコンパクトなバックスイングからのスイングでしょう。
プロのサービスを、自分からコート内に踏み込んでひっぱたいているわけですから、いち早く振り始められるようにしています。
①でボールに向かって軸足の位置を決める移動をし、だいたいの位置でボールの後ろにラケットをセットして、ボールの真後ろにラケットを入れられるようにしています。
②ではテイクバックの位置は完了でしょうか。①では両手でラケットを支えていたのが、左腕を開いて打点のエリアをつくっています。
③では②よりもすでに肘は内側(前方)に向かって動作を始めています。
動きながら位置を合わせ、飛び込むように打点に入ります。
この画像を見ながら、ラケットヘッドに力をこめているように見えるでしょうか?
ワタシには拳の位置に重さを持たせるように、そこにアクセントをつけて掌でボールの重さ(衝撃のつよさ)を支えようとしているように見えます。
野球のバットスイングのように、ぐっと握ってから先端を回してゴキンと叩くような感じとは明らかに違うと思います。
ボールを遠くに飛ばす技術はそういう使い方を、狙いにコースや距離もあるスイングはまた違う使い方になるはず。
この、③の写真の「振り始め」の形をいかに早く作るか、というか、ボールにあわせられるかによると思います。
十分に大きく引けるのは、十分にゆとりのあるゆっくりしたボールが来たとき。
相手のボールが速く、あるいは深く飛んできて振り遅れそうなときには、コンパクトにテイクバックしながらも、十分に打点には間に合うようにグリップを向けられるようにすべきです。
グリップはドライブ系の回転を与えるつもりなら、ボールに向かってグリップを上げるようにすると、脇が閉まってボールの支えが強くできるのとともに、自然にフォロースルーが取れてネットの上のほうに向かってきれいなスイングができるようになると思います。
連続写真の最後まで、よどみなく自然に大きなフォロースルーをとって、ボールを完全にコントロールしているのがよくわかると思います。
ラケットは先端に力をこめても、なかなかうまくいきません。
グリップを先に打点に向かわせることで、腕を引っ張ればラケットがついてくるようになる意識で打点の位置を取れるようにします。
ラケットヘッドのみで打点をとらせるようにしすぎると、大概打点は後ろにずれて、フォロースルーが小さくなります。ようするに、ラケットだけ前に出しても、腕は出せない、ということです。
あくまでも打点は前、そしてグリップを持っている手の位置であわせるように意識することです。
でもね、やはり正しい使い方ってものがあって、うまく扱う人にとっては、ラケットは「振れば振るほどにコントロールのいい道具」になると思います。
ワタシもかつて、フォアバックともにスライスのストロークを打っていたころ(それしかできなかったころ)は、ラケットはうまく脇を占めて打点を迎えたら、ボディターンの部分だけで崩れないようにフォローを取る方がいいんだろうと思っていました。
打点での形が崩れないように、ボールを捕らえる形を安定させる。
さらに、スイング方向や強さがぶれないように、肩を押し出すようにして、腕を固くして身体全体を押し込むようなスイングでした。
それが、ドライブ回転のボールを打てるようになると、しっかり腕を振ったほうが断然いい。
決まった約束事を守れば、そこから腕を振ることをコントロールできるようにしたほうが、打点の自由度も上がるし、ボールの飛距離さえも自由自在。
ショートラリーでも、自由にスピードを抑えたフルスイングが出来ます。このラリーはサービスライン同士のラリーとしてはものすごい速く感じるペースでラリーができ、同じ様なレベルの人と続けると、どっちが早く崩れてホームランを打つか、えらく集中したラリーになって興奮します。
今週、ワタシのクラスのほとんどの時間では、コーンを立てて、そこにラケットを当て、「まったく引けない状態」からスイングしてもらっています。
力の入れ方を間違って認識していると、勢いをつけられないように「テイクバック」を奪われたスイングはボールを飛ばす力を失います。
後方へ跳ね上げるようにラケットをまわして勢いをつけるようなテイクバックをするタイプは、よくコーチから「テイクバックを早く!」といわれていると思います。バウンドにリズムを合わせて引き始めてしまうタイプですね。
何度か書いているように、ストロークラリーをしているとして、相手ベースラインから、此方のベースラインまでの距離は約24mあります。ふつうに飛んできて、あまり動かずに打てる位置のボールのバウンド位置は、だいたいプレーヤーの手前1m(かなりライジング)~4m(サービスラインの少し奥側)程度だと思います。
イチ、ニ、サンとボールのバウンドに「ニ」をおいてリズムを取ってスイングするようなタイプだと、せっかく20m以上も飛んできているボールの約20m分も損していることになります。
ワタシのその練習は、レッスンの一番最初、ほんの3球ずつの練習です。
コーンから約70センチほど(ラケット一本ほど)まえに、ボールを手で落としてワンバウンドのボールを打ってもらう、スタンディングヒットの形で行います。
ラケットは、一歩スタンスを開いて打点の位置に踏み込む形になりながら、ラケットヘッドを「置いてきぼり」にして、グリップだけをボール(打点)に近づけます。
後からヘッドが追いつくようにヘッドが出てきて、ボールに当たる。
この、ヘッドが遅れてくるようにスイングを始められないと、相手のボールによってはすぐに振り遅れたり、打点があわせられなくなりやすくなります。
相手の打ったボールは、その強さ、勢いだけでなく、回転の方向や相手の「押し」加減によってバウンド後のリズムは一定しないはず。
そう、「イチ、ニ、サン」だけではないのです。
どう考えても間違えてないはず、というのは、ラケットを前に振らなきゃボールは飛ばないはず、ってことです。
後ろに勢いをつける動作は、大して意味を成しません。
正確に言うと、プロでも打球直前にヘッドが後ろにかえってヘッドスピードを出すことをします。
それは、肩と腰を十分にひねって「いつでもスイングを始められる状態」にあるからできること。
ようするに、前に振る意識を強くもてて、打点に自由に間に合わせてなおかつ自由に狙いの方向に力を出せればいいのです。

アガシ のフォアハンドリターン。
これが最もコンパクトなバックスイングからのスイングでしょう。
プロのサービスを、自分からコート内に踏み込んでひっぱたいているわけですから、いち早く振り始められるようにしています。
①でボールに向かって軸足の位置を決める移動をし、だいたいの位置でボールの後ろにラケットをセットして、ボールの真後ろにラケットを入れられるようにしています。
②ではテイクバックの位置は完了でしょうか。①では両手でラケットを支えていたのが、左腕を開いて打点のエリアをつくっています。
③では②よりもすでに肘は内側(前方)に向かって動作を始めています。
動きながら位置を合わせ、飛び込むように打点に入ります。
この画像を見ながら、ラケットヘッドに力をこめているように見えるでしょうか?
ワタシには拳の位置に重さを持たせるように、そこにアクセントをつけて掌でボールの重さ(衝撃のつよさ)を支えようとしているように見えます。
野球のバットスイングのように、ぐっと握ってから先端を回してゴキンと叩くような感じとは明らかに違うと思います。
ボールを遠くに飛ばす技術はそういう使い方を、狙いにコースや距離もあるスイングはまた違う使い方になるはず。
この、③の写真の「振り始め」の形をいかに早く作るか、というか、ボールにあわせられるかによると思います。
十分に大きく引けるのは、十分にゆとりのあるゆっくりしたボールが来たとき。
相手のボールが速く、あるいは深く飛んできて振り遅れそうなときには、コンパクトにテイクバックしながらも、十分に打点には間に合うようにグリップを向けられるようにすべきです。
グリップはドライブ系の回転を与えるつもりなら、ボールに向かってグリップを上げるようにすると、脇が閉まってボールの支えが強くできるのとともに、自然にフォロースルーが取れてネットの上のほうに向かってきれいなスイングができるようになると思います。
連続写真の最後まで、よどみなく自然に大きなフォロースルーをとって、ボールを完全にコントロールしているのがよくわかると思います。
ラケットは先端に力をこめても、なかなかうまくいきません。
グリップを先に打点に向かわせることで、腕を引っ張ればラケットがついてくるようになる意識で打点の位置を取れるようにします。
ラケットヘッドのみで打点をとらせるようにしすぎると、大概打点は後ろにずれて、フォロースルーが小さくなります。ようするに、ラケットだけ前に出しても、腕は出せない、ということです。
あくまでも打点は前、そしてグリップを持っている手の位置であわせるように意識することです。