スマッシュをまとめてみて、文章は長いけど言葉が足りないかもしれないな、と思いつつあっさり完結したところで、実際のレッスンではサーブの動作が気になり、やっぱりこの動作は個人個人で違うものだし、一概に大きなことは言えないのかも、と思い始めるようになりました。


基本は基本、初級技術から上級技術まで、やはりそこは通っておいた方がいい、ということはあります。


しかしこれは、多くの人数を一度に見ることの多い、スクールのコーチとしての正論でしかないでしょう。


正論ですから、これに異を唱えるわけではありませんし、ワタシ自身がずっとそれを理解してもらいたいと毎週のスクールでやってきたこと。


それは、フラットやスライス、スピンサーブ等のいろいろな打ち方への対応がラクになるように、最初の段階でバランスのいいフォームを紹介する、ということです。

グリップを薄くして、高い打点で取り、下から上のスイングで面を作ってしっかり当てる。

ね、どこも悪くないでしょ。



ワタシがここで言いたいのは、人それぞれ上達していく過程で、筋力やら骨格やらそれまでの運動経験やらで得意な運動方向へ偏っていく、ということ。

もちろんすべての技術をマスターして、なおかつ威力もちゃんとあるなら、サーブはそれでかなりの武器になるでしょう。


一方でスライスしか打てないスイングの方も、どうしても回転をかけられない方も、もうスピンサーブだけ打てれば自分のゲームは心配ない、という方もいるはず。


その方たちにこちらから押しつけるように指導はできない、っていうことです。


自分の打てるボールの利用法、というものを考えて、その中で相手にどんなボールを打たせるかを考えていいわけです。

ゲームの一番最初となるショットであることは言うまでもなく、他者が打ったボールの影響を受けない唯一のショットであることも、言わずもがなみなさんがわかっていることです。



それだけにそのショットのいい点だけでなく不利な点も自分で見えてくるでしょうし、もっとこんなサーブが打てるようになれば、という欲求も出てくることと思います。


そこがコーチとしても難しさを感じるところでもありますし、見方を変えれば「ウデの見せどころ」でもあるわけで、
当然悩みは大きいわけです。



スクールのコーチだろうがプライベートで特徴のある一人だけを見るコーチだろうが、基本の形と理想の形をさっとイメージできるようにしておくことで、その方へのアドバイスの仕方も違ってくると思います。



なので基本となる動きのパターンを応用が利くほどに習得し、レッスンで活かせるようにしとかないと、と思います。


きっといくつかに分類されるはずなんだな。


グリップ
スタンス
テイクバック(バックスイング)
トロフィーポーズ(軸の位置と運動方向)
フォワードスイング
インパクト(打点の位置、向きや形)
フォロースルー
打球後のリターンへの反応


等をチェック項目にして、グリップが厚いとか、バックスイング完了時の肘が低いとか、身体が開いてるとか、そういったことが分かると思います。

クローズスタンスで立つ人もスクエアにする人もいますし、立ち方が違えば当然得意なスイング方向も変わってきます。

だからその人がどの方向だったら効率よくパワーを載せられるとか、コントロールをよくできるとか、いろいろとアドバイスができたんだと思います。



自分の中ではかなり答えが出たつもりだったんだけどな。


一人一人にそれぞれのよいところを伸ばしていくようなアドバイスができればいいなぁと思います。