昨日、首都圏は台風が直撃して、交通機関のダイヤが大幅に乱れました。私は2時過ぎに事務所を出たので問題なく帰宅できましたが、仕事で夕方まで会社にいた人の中には、駅で足止めをくらって、ヒドイ目に遭った人も少なくないようです。
交通機関やエレベーターなど、都市の基盤が自然災害に弱いのは致し方ないこと。こればかりは、誰にも文句は言えません。
運命の分かれ目は、おそらく昨日の昼前後だったと思います。
この時点で、多くの企業が社員に早めの帰宅を促し、学校も教育委員会等の指示を受けて、子どもを帰宅させるなどの措置を取りました。
一方、判断が遅れた会社では、駅で立ち往生して帰宅が深夜になったり、遠い距離を歩いて帰ったりと、散々な目にあった人が多かったようです。テレビでは、人で溢れかえった駅や雨の中をずぶ濡れになって歩いて帰宅する人たちの光景が、映し出されていました。
どこの企業や団体も、「危機管理」のためのマニュアルを整備しています。中には、台風の襲来に関しては、「○○警報が出た時」といった具合に、社員を帰宅させるラインを明確化にしているところもあるかもしれません。ただ、必ずしもこうしたマニュアルが明確化されているとは限りません。
昨日、あるイベント会場では、ズルズルと開催を引っ張った末、多くの人達が帰れなくなってしまったとの話を聞きました。イベントですから、危機管理のマニュアルがなかったのかもしれません。
最終的な判断を下すのは、組織の「長」です。あらゆる情報を冷静に分析し、社員を帰らせる、あるいは残らせるなどの決定を下す。これを躊躇なく下せる「決断力」というのは、リーダーたる人に求められる重要な素養なのだと思います。
交通機関やエレベーターなど、都市の基盤が自然災害に弱いのは致し方ないこと。こればかりは、誰にも文句は言えません。
運命の分かれ目は、おそらく昨日の昼前後だったと思います。
この時点で、多くの企業が社員に早めの帰宅を促し、学校も教育委員会等の指示を受けて、子どもを帰宅させるなどの措置を取りました。
一方、判断が遅れた会社では、駅で立ち往生して帰宅が深夜になったり、遠い距離を歩いて帰ったりと、散々な目にあった人が多かったようです。テレビでは、人で溢れかえった駅や雨の中をずぶ濡れになって歩いて帰宅する人たちの光景が、映し出されていました。
どこの企業や団体も、「危機管理」のためのマニュアルを整備しています。中には、台風の襲来に関しては、「○○警報が出た時」といった具合に、社員を帰宅させるラインを明確化にしているところもあるかもしれません。ただ、必ずしもこうしたマニュアルが明確化されているとは限りません。
昨日、あるイベント会場では、ズルズルと開催を引っ張った末、多くの人達が帰れなくなってしまったとの話を聞きました。イベントですから、危機管理のマニュアルがなかったのかもしれません。
最終的な判断を下すのは、組織の「長」です。あらゆる情報を冷静に分析し、社員を帰らせる、あるいは残らせるなどの決定を下す。これを躊躇なく下せる「決断力」というのは、リーダーたる人に求められる重要な素養なのだと思います。