10月1日から、またタバコが値上がりするらしい。1本あたり5円の値上げ、1箱だとおおよそ100円の値上げとなる。
私はとある理由からタバコを一切吸わないのだが、知人の愛煙家が「もう、気軽に1本くれとは言えなくなる」と嘆いていた。確かに、1本20円という数字を頭に浮かべてしまうと、人にもらうのもはばかられるだろう。
「タバコなんか百害あって一利なし。周囲にも迷惑だし、売るのをやめてしまえばいい!」なんて過激なことを言う嫌煙家もいるが、実を言うと愛煙家の国への貢献度は結構なもの。何しろ、購入額の60%以上は税金として国に入るのである。
「タバコが一気に1000円になってくれたら、すぐにやめるんだけどなぁ…。じわじわ上げるもんだから、やめられないんだよ」
嫌煙家の知人がそんな話をしていたが、「じわじわ値上げ」は国の戦略かもしれない。こうやって段階的に増税を繰り返せば、いつの間にか「1箱=1000円」のタバコも高いとは感じ無くなるだろう。
最近は、どの店に行っても禁煙席が目につき、公共施設はもちろん、路上での喫煙もままならなくなっている。中には、禁煙の居酒屋なんていうのもあるらしい。
思えば、タバコの煙を浴びるのが当たり前だった昔。気がつけば世の中は禁煙スペースだらけになって、煙を浴びる機会がほとんどなくなった。私も、たまに煙を浴びると目をしかめてしまうが、煙への耐性がなくなっているからなんだろう。
ところで、年間のたばこによる税収は約2兆円とのこと。物議を醸した「子ども手当」の初年度額と同額が、これで賄われる計算になる。たばこ税なくして、国の財政は成り立たないといっても過言ではなかろう。
そう考えると「煙たい!煙たい!」なんて、しかめっ面をせず、少しは我慢して「どうぞどうぞ」とニコニコ顔で喫煙を進める方が、実は公共精神に満ちあふれた対応といえるのだろうか。ちょっと、小悪魔的な発想だが…。
私はとある理由からタバコを一切吸わないのだが、知人の愛煙家が「もう、気軽に1本くれとは言えなくなる」と嘆いていた。確かに、1本20円という数字を頭に浮かべてしまうと、人にもらうのもはばかられるだろう。
「タバコなんか百害あって一利なし。周囲にも迷惑だし、売るのをやめてしまえばいい!」なんて過激なことを言う嫌煙家もいるが、実を言うと愛煙家の国への貢献度は結構なもの。何しろ、購入額の60%以上は税金として国に入るのである。
「タバコが一気に1000円になってくれたら、すぐにやめるんだけどなぁ…。じわじわ上げるもんだから、やめられないんだよ」
嫌煙家の知人がそんな話をしていたが、「じわじわ値上げ」は国の戦略かもしれない。こうやって段階的に増税を繰り返せば、いつの間にか「1箱=1000円」のタバコも高いとは感じ無くなるだろう。
最近は、どの店に行っても禁煙席が目につき、公共施設はもちろん、路上での喫煙もままならなくなっている。中には、禁煙の居酒屋なんていうのもあるらしい。
思えば、タバコの煙を浴びるのが当たり前だった昔。気がつけば世の中は禁煙スペースだらけになって、煙を浴びる機会がほとんどなくなった。私も、たまに煙を浴びると目をしかめてしまうが、煙への耐性がなくなっているからなんだろう。
ところで、年間のたばこによる税収は約2兆円とのこと。物議を醸した「子ども手当」の初年度額と同額が、これで賄われる計算になる。たばこ税なくして、国の財政は成り立たないといっても過言ではなかろう。
そう考えると「煙たい!煙たい!」なんて、しかめっ面をせず、少しは我慢して「どうぞどうぞ」とニコニコ顔で喫煙を進める方が、実は公共精神に満ちあふれた対応といえるのだろうか。ちょっと、小悪魔的な発想だが…。