この間の土曜日、高円寺の夏の風物詩「阿波踊り」を見に行ってきました。阿波踊りは東京のあちこちの街でやっていて、私も以前、神楽坂のを見に行ったことがあるのですが、東京で一番有名な高円寺は初めて。

駅に降りた途端、もう街は祭り一色!といった感じで、ものすごい人だかり。「さすが、本場はスゴイ!」なんて、思ってしまいましたが、決してここが「本場」じゃないんですよね。(笑)

しばらくして、妻のお友達仲間と合流。なんと目抜き通り沿いの特等席!前日から徹夜で取ってくださっていたそうです。高円寺の阿波踊りはもう50年以上の歴史がありますが、ここ数年は観客の数がうなぎのぼりだそうです。

実は2006年に仕事で「高円寺阿波踊り50周年誌」の制作をお手伝いしたことがあります。その時に、齢80にして現役の踊り手であり、娘と孫娘の親子三代で阿波踊りを踊る森田さんという方を取材したのですが・・・

あれから4年、さすがにもう現役は退かれただろうと思っていたのですが…

$TEACHERS ”OFF”LINE-阿波踊り

いた!なんとまだ現役でした!しかも、連の先頭に立って踊っています。

$TEACHERS ”OFF”LINE-阿波踊り2

すごい。すごすぎる!皆もよく知る存在だけに、一際大きな歓声がわきます。

阿波踊りは「連」というグループで練習を重ね、踊りの勢いや美しさを競いあうのですが、どの連も個性が出ていて興味深いものがあります。

名前のわりに美しく整った「じゃじゃうま連」。
なんとなく「仕事!」という感じで踊る「郵便局連」
どことなく練習不足を感じる「マイクロソフト連」

きっとこの日だけは、この街にとって特別な一日なんでしょうね。そんな熱い夜に、すっかり興奮しきりの阿波踊り見物でした。