ふと、人の寿命について考えました。

人間の中には、100歳を超えてなお元気な人もいれば、70~80歳で寿命を迎える人もいます。また、若くして病に冒され命を落とす人もいます。

いずれも、それがその人の運命だったといえばそうなのでしょうが、その差はいったい何から生じるのでしょうか

よく、酒・タバコや不摂生などを指摘する人もいますが、それだけでは説明がつきません。タバコをガンガン吸って、酒を日々飲んで長生きをする人もいれば、健康的な食生活を送っていても、大病になる人もいます。

交通事故や自殺などの要因を除いて、人が死に至るまでの時間は、ストレスの貯蓄量と密接に関係してるんじゃないかと、私は考えています。すなわち、ストレスが蓄積してある一定レベルに達した時、それが病に変異するのではないかと。

すなわち、がん細胞も、心臓の衰えも、どろどろの血液も、もとを辿ればストレスの蓄積に起因するのではないかと思うのです。

もちろん、長生きをする人が、何ら外的な負荷を受けていないというわけではありません。恐らく、そうした人たちは、外的な負荷をうまく処理し、ストレスを溜め込まない資質を持っているんじゃないかと思います。

憎まれっ子、世にはばかる」なんて諺がありますが、「憎まれっ子」イコール「常にマイペースで、周囲に気を遣わず、ストレスを溜め込まないタイプ」と定義すれば、腑に落ちます。

まったく、科学的根拠の無い、まるで江戸以前の医学的見解のようですが、私は最近「長生きしたい」と思うようになってきたので、ストレスを溜めない生き方を模索しようと、自分勝手に考えています。