先日、ある小学校の先生からお聞きした話が、ちょっと面白かったので紹介させていただきます。
その先生は昨年、小学校2年生を担任されていましたが、授業中、子どもから「先生、おしっこ!」と言われた時、次のように答えるんだそうです。
「先生はおしっこではありません!」
その先生は、子どもに「正しい日本語を使ってほしい」との思いから、そう答えているそうです。「先生、おしっこに行かせてください」と、正しい日本語を習慣付けることが、子どもの「言語力」、さらには「思考力」をも伸ばすことになる、というのがその先生のモットーです。
そういえば、「あれ」とか「それ」とか、指示代名詞が多くなると、「脳が退化している証拠」との話を聞いたことがあります。
「あれ、どこいったっけ?」とか「あそこに行こうよ」とか、実家の母も指示代名詞が多く、よく私に「“あれ”や“あそこ”じゃ分からないよ~」とたしなめられています。
「ハサミ、どこいったっけ?」のように、「ハサミ」という単語をきちんと頭の引き出しから呼び出し、「再生」させないと、いつしかその引き出しがさびついて開かなくなってしまうかもしれません。
いずれにせよ、日常生活において「正しい日本語」を使うことは、脳を活性化し、老化を防止することは、間違いないようです。私も、まずは「指示代名詞」をなくすことから、心掛けてみようと思います。
その先生は昨年、小学校2年生を担任されていましたが、授業中、子どもから「先生、おしっこ!」と言われた時、次のように答えるんだそうです。
「先生はおしっこではありません!」
その先生は、子どもに「正しい日本語を使ってほしい」との思いから、そう答えているそうです。「先生、おしっこに行かせてください」と、正しい日本語を習慣付けることが、子どもの「言語力」、さらには「思考力」をも伸ばすことになる、というのがその先生のモットーです。
そういえば、「あれ」とか「それ」とか、指示代名詞が多くなると、「脳が退化している証拠」との話を聞いたことがあります。
「あれ、どこいったっけ?」とか「あそこに行こうよ」とか、実家の母も指示代名詞が多く、よく私に「“あれ”や“あそこ”じゃ分からないよ~」とたしなめられています。
「ハサミ、どこいったっけ?」のように、「ハサミ」という単語をきちんと頭の引き出しから呼び出し、「再生」させないと、いつしかその引き出しがさびついて開かなくなってしまうかもしれません。
いずれにせよ、日常生活において「正しい日本語」を使うことは、脳を活性化し、老化を防止することは、間違いないようです。私も、まずは「指示代名詞」をなくすことから、心掛けてみようと思います。