やらずに笑うより、やって笑われよ

ここ最近、私の近辺では新たなことに「チャレンジ」し始めた人がたくさんいます。

英会話を習い始めた人、ダンスを習い始めた人、ブログを始めた人･･･。
中には、齢70を超えて絵描きに本腰を入れ始めた方もいます。
思い返せば、私の父も、70を超えてからパソコンを覚え、今ではネットでの古書販売に精を出しています。

何事も果敢にチャレンジすることは、素晴らしいこと。
私も常にそうありたいなと思っています。


会社という組織では、時に新たなプロジェクトに「後ろ向き」な発言をする人がいます。
「あんなことやって何になる」とか「恥ずかしげもなくよくやるよ」とか。
人が新しく始めたこと、始めようとすることを失笑する人は少なくありません。
そのプロジェクトが失敗に終わった時、その人達の笑いは、より高らかになることでしょう。
「そうなると思っていたんだよ」とか「だからやめとけって言ったんだ」とか。

はっきり言って、私はそんなことで他人を笑い、嘲る人が嫌いです。
新しいことを思いつけば、どんどんやればいいし、失敗すればいいと思います。
何もやらず、失敗もせずに、手をこまねいていれば、その人は立ち止まったまま前に進みません。
逆に、果敢にチャレンジすれば、たとえ失敗しても、再び立ち上がって前に進むことができます。

何もやらずに人を嘲り笑うような人になるより、たとえ失敗して他人に笑われても、気にせず果敢にチャレンジする。
私自身、いつまでも他人に笑われていたいなと思っています。