阪神タイガースの金本選手の連続試合フルイニング出場が1492試合で止まりました。阪神ファンの私としては、少なからず寂しさがありますが、これで良かったんだと言い聞かせています。
1500試合という節目まであと8試合まで迫ったところでのストップは、本人としてもさぞかし無念なことでしょう。球団も、1500試合を記念したグッズを作り、すでに予約販売をしていたとの噂もあります。もはや、記録は金本選手一人のものではなくなっていたとも言えるでしょう。
でも、1500試合という記録のために、無理をして出続けることに何の意味があるのでしょうか。連続フルイニング出場は、「走」「攻」「守」すべてが揃った選手にしか成し得ない偉業です。何か一つでも欠けていれば、勝負のかかった終盤に、代走を送られたり、代打を送られたり、守備要員と交代させられたりします。
事実、金本選手は「走」「攻」「守」すべてが揃っていたからこそ、誰にも代えられることなく、試合に出続けていました。多少のケガをしても、その力は他選手よりも上をいってました。その結果、10年以上、1492試合にもわたって、レフトのポジションを誰にも譲らなかったわけで、それは本当にスゴイことです。
でも、今年の金本選手は、オープン戦のケガが影響し、打撃・守備ともに満足なパフォーマンスが発揮できていませんでした。それは誰の目から見ても明らかで、17日の横浜戦では前進守備からのバックホームもままならないほどで、その姿は痛々しいほどでした。
今回、金本選手自らが監督に申し出て、記録は途絶えたとのこと。周囲からの期待を一身に背負い、1500という節目が目の前に迫った中での「決断」には、きっと大きなエネルギーを要したことでしょう。その勇気に、心より敬意を評したいと思います。
中には、「あと8試合なのに・・・」と嘆く人もいるでしょうが、記録のために出場し続けて達成しても、その金字塔にケチがつくだけです。それは何よりも、金本選手自身がわかっていたことでしょう。たとえ1492という半端な数字であっても、監督や周囲の温情によらない然るべき数値である方が金本選手らしく、偉大な記録として輝き続けると私は思います。
ここ数年、弱小球団だった阪神が毎年のように優勝争いをできているのは、金本選手のおかげです。今しばらく、チームが彼の力を必要としていることは、言うまでもありません。ここで無理をして選手生命を縮めるより、休むべきときにはしっかりと休んで、これからもチームの大黒柱として、活躍してほしいなと思います。
1500試合という節目まであと8試合まで迫ったところでのストップは、本人としてもさぞかし無念なことでしょう。球団も、1500試合を記念したグッズを作り、すでに予約販売をしていたとの噂もあります。もはや、記録は金本選手一人のものではなくなっていたとも言えるでしょう。
でも、1500試合という記録のために、無理をして出続けることに何の意味があるのでしょうか。連続フルイニング出場は、「走」「攻」「守」すべてが揃った選手にしか成し得ない偉業です。何か一つでも欠けていれば、勝負のかかった終盤に、代走を送られたり、代打を送られたり、守備要員と交代させられたりします。
事実、金本選手は「走」「攻」「守」すべてが揃っていたからこそ、誰にも代えられることなく、試合に出続けていました。多少のケガをしても、その力は他選手よりも上をいってました。その結果、10年以上、1492試合にもわたって、レフトのポジションを誰にも譲らなかったわけで、それは本当にスゴイことです。
でも、今年の金本選手は、オープン戦のケガが影響し、打撃・守備ともに満足なパフォーマンスが発揮できていませんでした。それは誰の目から見ても明らかで、17日の横浜戦では前進守備からのバックホームもままならないほどで、その姿は痛々しいほどでした。
今回、金本選手自らが監督に申し出て、記録は途絶えたとのこと。周囲からの期待を一身に背負い、1500という節目が目の前に迫った中での「決断」には、きっと大きなエネルギーを要したことでしょう。その勇気に、心より敬意を評したいと思います。
中には、「あと8試合なのに・・・」と嘆く人もいるでしょうが、記録のために出場し続けて達成しても、その金字塔にケチがつくだけです。それは何よりも、金本選手自身がわかっていたことでしょう。たとえ1492という半端な数字であっても、監督や周囲の温情によらない然るべき数値である方が金本選手らしく、偉大な記録として輝き続けると私は思います。
ここ数年、弱小球団だった阪神が毎年のように優勝争いをできているのは、金本選手のおかげです。今しばらく、チームが彼の力を必要としていることは、言うまでもありません。ここで無理をして選手生命を縮めるより、休むべきときにはしっかりと休んで、これからもチームの大黒柱として、活躍してほしいなと思います。