昨秋のステップに出演予定だった小学校低学年の生徒さん。諸事情で本日の小金井ステップに振替出演させていただくことが出来ました。
さくらホールは客席数90席程度の為、出演者1人につき同席出来るのは指導者含め3名まで。
ご家族構成を考えると私の会場入りは難しいので、後日、録音をお聞かせいただければと保護者の方にお伝えしていたところ、お父様の枠をお譲りいただき、会場で生徒さんの熱演を聞かせていただくことができました。
生徒さんも、お父様に会場で聞いてほしかったでしょうし、お父様も、お子様の本番での演奏を楽しみにされていらっしゃったはずなのに、
お父様、お母様のご厚意に感謝いたします。
約8ヶ月かけて取り組んできた発表曲は、
バウムガートナーの作品から、ジャズティストの躍動感ある一曲。
指のコントロールにも磨きがかかり、8ヶ月の間に補助台も不要になり、体重移動が上手く出来るように。
毎日ピアノを弾く習慣が身についていて、テキストも次々と進む生徒さん。準備期間も長くとれたので初舞台も心配はしていませんでしたが、
聴衆に分かるミスは皆無、一度も止まったり、弾き直しもなく、ステージマナーも申し分なし、
フルコンがとても弾きやすかったと、美しいタッチで、会場をJazzyな雰囲気に一変させて、華のある演奏でした。テンポキープは次回の課題となりますが、初舞台でこれだけ力を発揮できたこと、ご本人の頑張りはもちろんですが、お母様のサポートあってこそです。