ROCK ON9月号より抜粋
苦節9年、インディーズでのライブ活動が評価され、大手レコード会社「amax」からこの秋デビューが決定したロックバンド「ブラックハーツ」。
メンバーの入れ替えもあり、今後の音楽シーンに新たな風を吹き込むこと間違いなしの3人組バンド。
本誌ではそんな彼らの素顔に迫る。
―本日はお忙しい中、本誌のインタビューにご協力いただきまして、ありがとうございます。
鵜澤:とんでもないっす。この日が来るのをずっと夢見ていたんですよ。なあ佐藤。
佐藤:…え?どういうこと?
鵜澤:いや、だから、俺達9年間インディーズで頑張ってきてやっとメジャーデビューのチャンスを掴んだだろ。こうやって有名音楽雑誌の取材を受ける日が来るのをずっと夢見ていたってこと。
佐藤:…え?どういうこと?
鵜澤:いや、だから、俺達9年間インディーズで頑張ってきて、いろいろな苦難を乗り越えてきただろ。例えば、ライブでお客さんが3人しか集まらなかったり、中学生に「お前らの音、軽いんだよ」って言われたり、曲の間でカッコつけてペットボトルの水いっぱい飲んでたらトイレ近くなっちゃってライブ15回中断したり。とにかく色々あったじゃん。でもそんなことを乗り越えて、メジャーへの切符を手に入れて、一流音楽雑誌であるROCK ONの取材を受ける日が来るのをずっと夢見ていたっていうこと。
佐藤:…え?どういうこと?
鵜澤:なんでだよ!全部言ったわ!これ以上噛み砕いて説明するのは不可能だろ!
佐藤:だって難しくてわからないんだもん。
鵜澤:いや難しくないだろ!あーもうふざけんなよ。せっかくのインタビューなんだぞ。ちゃんとにやってくれよ!
佐藤:ちゃんとにやってるよ。なんで怒ってるんだよー。
鵜澤:うるせえ!
佐藤:おい、暴力はやめろよ。痛い、痛いって!
―ちょ、ちょっと二人とも。喧嘩はやめて。ほら、ね。ちょっと、新メンバーの近藤くんも二人を止めてくれ。
近藤:……あのー、ちょっといいすか?
―何だい?
近藤:…インタビュアーさんは松屋って知ってますか?
―え?松屋ってあの外食チェーン店の?
近藤:…まあそうっすね。
―うん、あの、知ってるけど。
近藤:そっすか。それが聞けて良かったです。じゃあ僕YouTubeでラッキーマンを視聴するんで帰りますわ。
―え!?ちょっと待って!ええええ!?何このバンド!
残念ながらインタビューは中止となってしまったが、今後もブラックハーツから目が離せない!
そんな彼らの1stシングル「四隅とったのに負ける」は9/18発売。
初回限定版には特典も満載。
というわけで、今月の特集は以上。
来月号のROCK ONは、本誌が数ヵ月に渡って追いかけてきた「コント集団コンプレックス」の特集!
先日開催された彼らの第二回単独公演のライブレポートを巻頭に掲載予定。お楽しみに。
というわけで、どなたかライブレポートの執筆をお願いします!
戸澤