ここしばらく久々にプラモやってて、やっぱあったら良いなと思うツールをピックアップしてみた。(尚、当方初心者です
・初級編~最低限必要になるもの~
1)工具類
模型用ニッパー
ピンセット
やすり:180番、320番、800番
2)塗装用具
桶
筆
塗料皿
スポイト
塗料撹拌玉
初級編解説
1)まずはニッパー。模型用でないとうまくランナーから切り出せなかったり、不必要なところを切ってしまうおそれがあるのと、刃が欠けたり折れたりするので専用のものをチョイス。百均の電工用とかのはランナーを切り出して塗装見本にする等の用途に限定すべき
ピンセット:いろんな種類がある。百均とかの先端が比較的つるつるで加工されてないものは、パチ組(素組)した時にバラせなくなった時に役立ちます。逆作用のものはネコの手やクランプのような使い方もしやすいので百均で一つ見つけておくと良いかも。
ヤスリ:数が小さいものから目が粗いです。180番は粗削り、320番は180番ほど削りたくは無いが削る必要のある箇所・ダボ用に、800番はフィニッシャーとして。あくまで最低限なので、500~600番とか1000番以上とかを買い足しても困らないと思う。
2)桶:開封後の洗浄作業から、手に塗料が付いた時に洗ったりとか。桶じゃなくても何かあると困らない。
筆:塗装始めるならまずはこれが無いと始まらない。布とかいろんなものが塗装するための道具として使えるが、エアブラシで塗装しにくかった箇所等を塗装するにも、埃を掃うにも使える。
塗料皿:塗装するならこれ。調色等に。手持ちの塗色の1.2倍くらいの数の皿があると便利かも。waveの「白い塗料皿」だと塗料が固まってもペリっと剥がれるらしい。注ぎ口が付いてるものだと別の瓶や塗料カップに移しやすい。
スポイト:塗料を出したり、その出す量を調節したりするのに便利。薄め液とかには長いものがあるとなお便利。
塗料撹拌玉:塗料を撹拌するのにマスト。撹拌棒でも良いが、ラッカー系の揮発しやすい塗料だと瓶の中にこれ一つ入れておくだけで、蓋を開けずに簡単に撹拌出来るようになる。塗料皿の中でも手を触れずに撹拌出来るので手を汚しにくくなる。百均のビー玉はφ17mmと径が大きいので、専用のものとかを買うと良い
・中上級編~これもあると良いよ~
3)工具類
定規
カッターナイフ
マスキングテープ
錘
ピルケース的なもの
クランプ
ピンバイス
金属線カッター
照明
サーフェイサー
色鉛筆
おゆまる・イロプラ類
4)塗装用具
ペイントブース
洗浄瓶
薄め液・洗浄液
筆置き
コップ
中上級編解説
3)
定規:とりあえず筆箱のなかから引っ張り出してきたもので良い。”mm”単位のメモリが付いてると良い。出来れば百均では無いものが良い
カッターナイフ:とりあえず筆箱から引っ張り出してきたもので良い。一般的なものは45°刃だが、30~33°刃のものだと切れ味が鋭くなって使いやすいかもしれない。30°刃だとデザインナイフ代わりにもなる。
マスキングテープ:メンディングテープやドラフティングテープと言った仲間が居るが、入手性などからマステ一択。最近はGSIクレオスからマスキングゾルとかマスキングねんどがある。
ピルケース的なもの:ランナーから切り出した部品なんかを番号毎や組み立てる箇所毎に分類できるものがあると便利。付箋でも良いから番号が書き込めたりするスペースもあると尚良い。最新のガンプラは結構余剰パーツが入ってるので。
クランプ:吊るしておきたい時とかもあるので、この手のものを一つ百均で仕入れてくると良い
ピンバイス:要は穴あけドリル。真鍮線補強とか、何かとあると便利。
金属線カッター:真鍮線補強とかでお世話になるかもしれないのであると便利。
照明:手元に自由な角度からあてられる照明があると便利。
サーフェイサー:通称サフ。グレーが一般的。キャラ物だったらピンクサフとか用途別に使い分けると良い。多少のパテ埋め効果も期待できるので、ヤスリ掛けではどうしても・・・と言う箇所なんかはサフ吹いてから塗装することを検討しても良いと思う。
色鉛筆:塗装前の色彩設計で。取説を白黒コピーして色鉛筆で塗っていくと、それだけで一つ完成した気分も味わえる。オススメは「色辞典」。
おゆまる・イロプラ類:要は複製です。どちらも百均でも購入できるアイテムで、熱で柔らかくした「おゆまる」等に原型を押し付けて複製する、というのが一般的。百均のおゆまるだと貝殻等の型がついており、本来はお湯で柔らかくして冷えると固まる粘土という位置付けの様です。小さな部品とか、無くしそう・無くした部品の複製をするのは保険にもなるし、バンダイに発注しても場合によっては無いことも考えられるのであると便利。素材のエポパテやUVレジンも百均で購入可能。ただし、ヨドバシなんかでエポパテを買った方が割安。
ダイソーにはオリジナルブランド?の「おゆプラ」なるものがありますが、百均じゃないところで「おゆまる」を買うのが割安
4)
ペイントブース:GSIクレオスからは「ネコの手ステーション」とか「トラの手ステーション」みたいな名前で売られているもの。要は塗装したものを立てておく台。発泡スチロールだと穴がボコボコになった時に使いにくくなったりすので、百均のでも良いから持っておくと役立つかも。ネコの手自体は買うより作った方が安上がりになると思われる
洗浄瓶:筆を洗ったり、指についた塗料を洗ったりするのに便利。いちいち洗面所とかに行く手間暇を考えると、少しでも乾く前に対処した方が良いので。アクリジョンは特に。
薄め液・洗浄液:ラッカー系塗料以外は薄めと洗浄の共用が出来ないが、少し乾燥を遅らせたりするのにも便利。他には瓶の中の塗料が固まってきたりした時にも。メーカー・塗料別に配合とかが違うので、模型コーナーで売ってるものをケチらずに買うのが良い
筆置き:結構どこかにハネたりするので、専用の場所を用意しておきたい。出来れば立てておくことが出来て、垂れてきても、他に汚さないように出来るモノが良い
コップ:紙でもプラでも、百均ので良い。塗料皿代わりにも筆置きにも、ペイントブースにも変貌する。ランナーから切り出したパーツをこの中で洗浄しても良いし、そのまま部品毎に管理しても良い。
まとめ
A)工具類
模型用ニッパー
ピンセット
やすり:180番、320番、800番
定規
カッターナイフ
マスキングテープ
錘
ピルケース的なもの
クランプ
ピンバイス
金属線カッター
照明
サーフェイサー
色鉛筆
おゆまる・イロプラ類
B)塗装用具
桶
筆
塗料皿
スポイト
塗料撹拌玉
ペイントブース
洗浄瓶
薄め液・洗浄液
筆置き
コップ
まとめ。
・せめて塗装しなくても、ニッパーとヤスリとピンセットと紙(プラ)コップだけでもそろえて欲しい。
・GSIクレオスのアクリジョンは本当にアクリル絵の具に近い感覚を覚えるが、少々塗膜が薄く、下が透けやすいので、白色の重ね塗りはサフで代用したり、その部分だけラッカー塗料を用いても良いかもしれない
・キャラの肌塗装に「フレッシュ」系のものを塗装する前に、白・ピンク・オレンジの何れかを塗装しておくとより肌っぽくなる。
・ニッパー と ヤスリ と ピンセット と 紙(プラ)コップ はマスト と言っても過言では無い