2015年9月12日。
晴海埠頭で開かれたバスの日記念行事に行ってきた。

東横氏、なにより各社のスタッフお疲れ様でした。

都バス、東急バスのブースは行列が出来ていました。
そんな東急ブースで並んで買ってきたのが、東急バス降車ボタンキット。

とりあえずオージのWS-260Sをゲット出来て良かったです。会場では組立講座を開いていて、割と盛況だったのですが・・・これ、そんなに組み立てるの難しいかな?

それから程なくして東横氏と遭遇、しばらく会場を共にした後、解散。そして私はSA667やらRK687やらで秋葉原に到着。

部品を購入し、御茶ノ水まで歩いてから東43→都05で三度築地へ。そして再び業10で今度は新橋に。
新橋からは都01で渋谷に。

秋葉原への到着予定が1時間遅くなってしまったので、阿佐ヶ谷には抜けず井の頭線を使って帰りましたとさ。


VW400_晴海臨時

そんなこんなで会場で撮った(まともな)写真。
VW400の臨時便です。


東急M1175_晴海通り

東京駅から都05で築地に来たとき、信号待ちを食らいまして、その間に過ぎ去っていった東急M1175号車。当日は展示でその幕も出していました。

画像では切れてますが、ノッテちゃん幕ですwノッテちゃん(ぬいぐるみ)も乗車してますw

そのあと、SA666がニアで通過していき、数分待ってから新橋駅へ。

新橋駅ではAS814号車も待機してました。

なかなか都バスは乗る機会が無いので、渋谷の車にホントに液晶ついてるんだなと実感。
あとやはり時刻の表示は嬉しいですね。







そういや買って10分も経たずにWS-260Sを分解したのは私くらいなのでは。
会場内でドライバーを回して分解。回路字体は既に公開されているものと同じでした。

ただチップ抵抗の定数が違いましたね。

WS-260

R1が実測221Ω、R2が実測0.5Ωでした。またR2は表裏が反対になってはんだされてる模様。
基板の組み立てはおそらく中国なんかの安いところなんじゃないかと勘繰ってしまいますね。

D1はDiode社のS2JAという600V耐圧のダイオードで、1N400*シリーズみたいなものですね。
日本だとこのダイオード買うにはDigi-keyやマルツの通販くらいでしょうか。

電流も結構流せるので、というかそこが部品としての選定理由かと思われます。

WS-260KIT1


そして本体。ある意味本物っぽいかもしれません。
こちらはドライバーではなく六角レンチで開けます。百均の一番径が小さいので開きました。


WS-260KIT2

開けるとこんな感じです。片面基板です。スピーカーが安いです。百均のイヤホンみたいな感じで、真ん中に磁石が入ってる模様。

正直、006PのBスナとか“ねーよ”とか思ってしまいましたw

そういや会場では006Pが¥150で販売されていたようです。百均で006Pのアルカリもマンガンも売ってるぜよとか思ってしまった

WS-260KIT3

この安スピーカー、両面テープで470μHのコイルとかにくっつけてましたw
これ放熱大丈夫なん? まぁあんま電流流れ無さそうだけど



WS-260KIT4

気になる人は真ん中にあるチップの赤色LEDを外して別の色に変えてみるのは如何でしょうか。
正直オレンジ色の筐体にVfIf低い赤色LEDのパイロットランプとか意味わからん。

あとこういうのに実装するんなら、秋月で売ってるAPR9600で良いかもしれません。
データシート見てたらライン入力で録音するモードがありました。

こちらのもそれが可能かもしれませんが、ICが不明なのでオススメはしません。



そんなこんなで半日と経たずに分解した「東急バス降車ボタンキット」でした。



おまけ。WS-260S(WS-260S-12VKIT,2015/5製,降車ボタンキットの奴)の回路図。 MSペイントで書いてみた。

WS260S-12VKIT回路

SWから直接GNDに落とすのと220R介して落とす2つの回路に途中で分岐するのは見間違いじゃないと思う。
2016/9/16訂正。

あと既に公開されている方のと抵抗の値が違うのと、上記の点だけ違っていて、他は同じです。
というか、ちゃんとパターン追うとそうなってるはず。

あと一応、紫色の丸は接続点、紫色の線が配線、赤色がLED、黒がダイオード、抵抗は新JIS風でSWはなんとなく。でもわかるかと思います。



このボタンの感じからすると、抵抗でプルアップしたマイコンか何かのピンを”0”にしてSWの押下判定とインターロック回路の形成をして、LEDを光らせてるものと推測しました。

単純化するとRSラッチ使えばなんとなくそれっぽくなるでしょう。

それこそ早押しボタンの回路に音を追加したくらいでしょうか。



このボタンを出先で鳴らすのに電源にLR54等のボタン電池、音出しにUM-66Tとかで簡単に内部実装して持ち歩けそうな感じでもあります。


ということでオージの子ランプ改造実践コーナーでした


2016/9/16追記
改めて見直したら間違ってたので回路図を訂正。オレンジ色の箱の中の黒い樹脂で固められたマイコン?謎のIC等で+9V→+12Vに昇圧していたり、緑の配線を通じてタイミングを送ってるようです。
これはマイコンやNOTを使った一般的なSWの押下判定で、普段は通電していることを0として、認識して、SWが押されることにより0Vを検知、これをIC等で1(+2.2~5V程度)と検知して動作させます。

ようはSWを押してICかマイコンが0Vを検知した時に白の線系統へ電気を流す指示と収録等された音源があればそれをSPKに流すことをしています。これに関するループは無しで、タイマー遅延でLEDの点灯(通電)を無くすようにしている模様です。




誰かレシップかレゾナントのボタン譲ってくれないだろうか
というか中身の基板の画像とかないのだろうか