作業所というのは一種の必要悪で、逼迫する福祉財源に拍車を掛けている訳でもある。

 

そのシステムの維持を考えれば、工賃が安いというのは当然で、貰えるだけでもありがたいというのが普通に発想だと思う。

 

作業所は、福祉の一環とは言え、国有とか官製という訳でもないから、着地は全てビジネス。

( 授産施設みたいな場所もあるけど )

 

完全に着地がビジネスでないシステムを求めるとするなら、生活保護一択。年金制度は払う分と貰う分が基本割に合わないし、生活保護以外に割に合うシステムがないというのが現状。

 

因みに言うと、作業所(β版)に行き続ける場合、生活保護を得ていることが前提でないと暮らせないと思っていい。

作業所の時給単価、若しくは出来高だけでの生活をもしもするなら、自己破産しかない。それなら精神病院にいるほうがましってこと。

1ヶ月の携帯電話の基本料(メールと電話だけ使うとして)、プリペイド携帯のお金をギリギリ出せるか出せないかの額面しか貰えないと思ったほうがいい。

もちろん出せない額を貰うこともある得るし、ざらという人もいるだろう。

 

旧式の古いガラケー持ち続けている人もざらだったし、従業員がスマホやウォッチデバイス、利用者が古くてタイムカプセルから取り出したようなガラケーと、持ち物の差で身分の差を感じる。

 

一般社会では分かりづらいこういう身分差が、一瞬で見た目から分かるのが作業所。