シニア向け携帯電話 No3 | 消費者心理学とマーケティング - 消費者心理学・消費者行動論の研究より -

シニア向け携帯電話 No3

○購入する際に仕様・スペックの比較をするか?

シニアは(若者に比べて)購入の際に仕様やスペックの他社ブランドとの比較はたいしてしていないと思われます。

過去の消費者心理学・行動論シニアの情報探索は(若者と比べて)少ないことが言われています。よって、ドコモの商品だけしかチェックしないシニアや2社分しかチェックしないシニアは非常に多いと思います。その際にチェックも仕様やスペックの詳細な検討はしません。

詳細は過去の記事をご覧下さい。

http://blog.mag2.com/m/log/0000220190/108285059.html?c=bsc

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○仕様・スペックなど機能は重要な要素か?

「まったく重要ではない」など極端なことを言うつもりはありませんが、若者ほどは重要視していません。前述のように情報処理能力に減退がありますので、むしろ簡便的な意思決定をします。

下記のサイトによると、シニア向けケータイ購入動機は以下のようです。

1.操作が簡単そう(61%)

2.ボタンが大きくて使いやすそう(59%)

3.家族、友人に薦められたから(40%)

ここで重要なのは、本当に操作が簡単かと言う細かいことではなく、シニアが一目で見て「簡単そうに見えるか」がポイントです。ボタンが大きいのは、「ボタンが大きい=使い安い」という連想が働き易いので、シニアには効果的です。

シニア向けケータイ購入動機

http://bcnranking.jp/flash/09-00014131.html

シニア向け携帯No4(前回)に続く

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