著者は、元ソロモン・ブラザーズ証券出身で、現在、金鉱脈で会社を設立している

松藤氏。

世界同時株安を的中させたことで、有名になった。


今回は、その第2弾の著作。


本書を読む上で、大変参考になるべきことは、あった。

経済は、密接にリンクしていることをあらためて、実感した。


たとえば、アメリカの住宅ローン破綻に端を発するであろう、NYダウ暴落のシナリオ。

サム・プライムローンという信用力が低い借り手に住宅ローンが組める商品の破綻が

今後、尾を引きそうなのだという。


そのほか、分散投資の本来の意味や、長期保有で資産を築き上げたバフェットが

なぜ成功できたのかといったこと等を、解説しています。


投資方法で一番重要なファクターは、大局観とトレンド、そしてタイミングであることも

述べています。


ちなみ著者は、金鉱脈の会社を経営していることをあえて、手前ミソと言いつつ、

金投資の有効性についても、ふれているので、これから金投資をしてみたい人にも

読んでほしいと思います。


自分も、今年から純金積立で少額ながらも、金を買い始めました。


著者の投資に対する考え方だけでなく、著者の会社員時代の話しも、ビジネスパーソンに

とって参考になる部分もあるので、こちらの熟読も勧めたい。


松藤 民輔
世界バブル経済終わりの始まり──実践・臆病者のための黄金の投資学