沈まぬ太陽 山崎 豊子著 全5巻

ライブドア前社長 ホリエモンが拘置所内で読破し、保釈後、


御巣鷹山まで行ったというくらい、嵌っていた本です。


自分も前から小説については、知っていたのだが、実際読んだ


ことがなかったので、読んでみました。


小説としては、秀逸の内容。社会派で有名な山崎氏だけに、丹念


な取材に裏付けられたストーリーは、ずごいの一言。


舞台は日本航空の組合の委員長になった(祭り上げられたかっこう)


恩地元が組合活動を展開するなかで、左遷人事にあい、海外の僻地


をたらい回されます。その中で、事故が相次いで起こる。


そして、1985年の日航123便 御巣鷹山墜落事故へとつながる。


その事故の悲惨さたるや、筆舌に尽くせないくらいの風景が、


墜落事故に広がる。


その中で社内は政・官・業の癒着ともいうべき事態が、恩地に真相究明の


任にあたることになる。その後、日本航空は政治の力で翻弄され、迷走を


続けることになる。


いろんなテーマに、多いに感じさせられた小説である。


○良心とは何なのか?


○会社の社会的責任とは?


○航空における安全とは何か?


他、あげられないくらい、あります。


山崎 豊子
沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇