学生援護会の関連グループ会社15社の株式を米投資会社カーライルグループが買い取ることを本日、発表した。


今年に入り、アパレルメーカーの「ワールド」、飲料メーカーの「ポッカコーポレーション」に続き、3件目のMBO。


学生援護会 プレスリリース:http://www.engokai.co.jp/news/press/20050909.pdf


ちなみに、MBOの略はManagement Buy - Out)です。
企業買収手段の1手段で、企業や事業部門の経営者や幹部社員が、既存オーナー(株主や親会社)から株式もしくは営業資産を買い取って、経営権を取得するもの。経営陣ではなく従業員が経営権を取得する、EBO(employee buy-out)という手法もあります。


買収する経営陣側にとっては、親会社・所属会社の“縛り”がなくなることで、機動的な経営が可能になる。また自らが株主となるため、成長へのインセンティブが働く。また通常は事業の継続性が重視され、人材や取引先、商権などの経営資源も一括して引き継がれるので、従業員にとっても雇用が守られ、慣れ親しんだ仕事のやり方や企業風土が維持されるという点がメリットがある。


また、昨今の企業買収リスクから守るというメリットも見逃せない。今後も、MBO案件は増えるだろう。特に創業者で主要株主を占める企業にとって、いっそう拍車がかかると思われる。


参考URL @IT情報マネジメント用語辞典:http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/mbo2.html