今日は、防災の日。


防災について、考えるいい日であるのだが、私は別のテーマを考えてみたい。


8月31日未明、イラクのバグダッド北部で祭礼に集まっていたイスラム教シーア派の間で、「自爆テロが起きる」との噂をきっかけに川へ飛び込むなど多数の死者が出たとの報道があった。


1923年の9月1日、これと似た出来事が関東大震災でも起きていた。


それは関東大震災の発端が「朝鮮人が放火した」「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」などのデマが広まり、6600余人もの朝鮮人が虐殺されていたという事実である。


混乱が起きている中で情報の真偽を瞬時に判断することがいかに難しいかを物語る出来事である。


また混乱時だけでなくとも、平時でも情報の氾濫によって、真偽を問うことも難しくなっている。たしかな判断基準や情報を捉える視点を養う必要があることを、イラクのデモによる出来事、関東大震災から、いま一度考えてみたいと思う。