私が社労士を目指したわけ | 社員の『やる気スイッチ』を”ON”にする方法

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こんにちは。


新しく出会った方から結構な確率で、


「なぜ社労士さんになったんですか?」


と聞かれます。


なので今回はなぜ自分が社労士になったのか、その経緯を書きます。



遡ること10数年、私は山口県下関市にある下関市立大学の3年生でした。

周りの友達は就職活動真っ最中で、本当に大変そうでした。


当時は就職超氷河期と言われていて、一人が50社、60社面接を受けるのが当たり前の時代です。


そんな中、私はどうしてもやりたい仕事や行ってみたい会社が見つからず、そんな苦しい思いまでして就職したくないと思い、早い段階で就職活動事態を辞めてしまいました。(今考えても本当にダメダメな学生ですね 笑)

しかし、そのまま無職で大学を卒業するのは余りにも親に申し訳ないと思い、いくつかの大学院を勢いだけで受験しました。
案の定、大学院の受験には全て失敗し、結局無職のまま大学を卒業することになります。


それからというもの、何のやる気も起きず、6ヶ月間ずっと実家に引きこもり、毎日人生とは何かみたいな事を自問自答していたような気がします。


しかし、ある時「このままではさすがにダメ人間になってしまう、自分で何とかしなければ!」と思い立ち、取りあえず営業のスキルを身につけておけば後々飯を食うには困らないだろうという安易な考えから、転職雑誌で見つけたある営業会社に履歴書を送付することにしました。


その会社は毎日人が辞めてはまた入ってくるといった感じで、典型的な営業会社でした。私が入社した日も私を含め3名ほど新入社員がいた記憶があります。
1人は元ヤンキーみたいな人で、もう1人はとても大人しくて気の弱そうな人でした。

3人ともあまり年齢は変わらなかったと思います。

入社当日、社長から簡単な挨拶があった後、早速研修が始まりました。


研修期間は3か月間。 テレアポのやり方から営業のクロージングの仕方までびっちり研修スケジュールが組まれていました。


最初の1週間は物珍しさも手伝って、皆とても楽しく過ごしていたのですが、1週間後ついに来るべき日がやってきました。同じ日に入社したあの気の弱そうな彼が退社していきました…。


私にとってはまだ楽しいと感じられた研修でしたが、彼にとってはとても厳しかったのでしょう。
彼が申し訳なさそうに自分のデスクを片づけて会社を出ていく姿を今でも覚えています。


それからと言うもの、研修の厳しさが一気に増し、ついていくだけで精一杯という日々が続きました。


毎日とても大変したが、それなりに気にかけてくれる先輩などもいて、少しずつですが、営業という仕事の面白さみたいなものが感覚的に分かりかけてきた時期だったと思います。



そんな毎日を過ごしながら、入社してもうすぐ2か月になろうかというある日の夕方、いつものように研修が終わり帰りの支度をしている時でした。
いきなり、私と元ヤンキーの彼が社長室に呼ばれました。

入社日以降、社長と話す機会など全くなかったので、なんだろうと思いながらも、何となく良い話なんじゃないかと期待して社長室に入ったのを今でも覚えています。


社長室に入ると椅子が2つ用意されていて、社長から座るように指示されました。


そして開口一番に言われた事、

「会社が倒産するから、今後雇い続けられない」


という事でした…。



正直、


「はぁ~?この人何言ってんの??」


って思いました。


そう言う時っていくら適切な言葉で伝えられても、聞く方が受け入れられないと、相手が何を言っているのかさえ良く分からないものなんですね。


その後、社長から会社の財務状況などの説明があったような気がしますが、全く覚えていません。

ただ今でも記憶に残っているのは、今後雇い続けることができないと言う事実です。


後に先輩から聞いた話だと、まだいくつかの関連会社が実はあって、営業成績の良い人たちのみそっちに転籍させたみたいですけどね。



まあ、そんな事が起こり、私は入社して1か月半でまた無職の状態に戻ってしまいました。


この経験をして強烈に思ったことは、「法律を知らなければ人生損をしてしまう」という事です。


今の私には労働基準法の知識や実務経験があるので、当時の私へ様々なアドバイスをして最善の選択をさせることができますが、当時の私は当然そんな知識の欠片もないので、社長の言われるがまま、ただ退職させられたと言う事実しか残りませんでした。


そんな理由から、労働基準法の知識や実務経験を学べながら、なおかつお給料をもらえる場所はどこだろうと考えた挙句にたどり着いたのが、「社会保険労務士」と言う仕事になります。


すみません、ここまでで随分と長文になってしまいました。
続きは次回という事で。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。