コンサルタント脳を作る読書術

コンサルタント脳を作る読書術

外資系コンサルで働く若手社員が、気ままに紹介していく読書レビューです。

①社会人の方にはビジネスに持ち込めるような新しいエッセンスを、②コンサルティング業界を目指している方(学生の方も含む)にとっては、必読書を紹介していこうと思います。

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今回のエントリーで紹介したいのは、不確実性リスクの本質についての本だ。

金融市場の大暴落や、東日本大震災など、これだけ大きな変化が起こっている現在の世の中において、
予想もしなかったような出来事にどのように対処したら良いかを考えるのにとても役立つ。


本書において著者のナシーム・ニコラス・タレブは、ブラック・スワン(=誰もが予想できないような、大きなリスク)というのは、統計学で考えた時に、大きく平均を乖離したところにある。そして、誰もが考えないような部分のリスクも含めて対策を日頃から考えるのが大事だと言われている。


これは正にその通りだ。
終身雇用が保証されていない現代の雇用に置き換えて考えてみるならば、いま安定して稼げている職業が、いつ事業環境の変化によって無くなってもおかしくないということが言える。
では本書を活用して考えるならば、私たちに何ができるだろう?
いつか来るかもしれない事業環境の変化に備え、人財という市場において自分自身の価値を高めることが対策になり得るであろう。
具体的には、資格を取得することによって、他の会社に持っていけるポータブルスキルを獲得したりすることだ。一般的に、日本企業で働く人びとのスキルは、その会社の中でしか使えない、と言われている。
それでは、大きなビジネス上の変化がやって来た時には、どこにも移動することができずに取り残されてしまうことは容易に想像できるだろう。


ブラック・スワンはこれからの時代を力強く生きていく上で、必読の一冊といえる。